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合併症6つのパターン気をつけたい合併症
その違いを知ろう!

糖尿病治療は食事と運動、つまり生活習慣のみなおしが基本です。食事と運動でうまくいかないとき、初めて薬を処方します。基本的にはHbA1cの値がどれくらいかということで治療の方法というものは決まります。

糖尿病の三大合併症 細小血管症[糖尿病性網膜症][糖尿病性腎症][糖尿病性神経障害]
最近注目された合併症 大血管障害[冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)][脳血管障害(脳出血や脳梗塞)][閉塞性動脈硬化症(足の動脈硬化症)]

細小血管症は以前から糖尿病特有の合併症として注目され、
「糖尿病の三大合併症」と言われています。
つまり、三つの大血管障害と合わせて糖尿病には6つの合併症があります。

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予防のために気をつけることまずは予防!
合併症回避の基礎的なものは?

1.血糖のコントロールを続ける
細小血管症の発症や進展は大きく抑制されます。
2.血圧のコントロールを続ける
特に腎症、それから網膜症にも関係してきます。

血糖と血圧の2つの危険因子を
コントロールするのが何より重要!

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特有ケースとその治療は?特に気になる特有のケース
症状と治療法をチェック!

細小血管症の糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害は、
糖尿病に特有のケースで、一般に三大合併症といわれます。

糖尿病性網膜症

目のフィルムの部分の弱い血管から出血を起こしてしまい、
網膜が傷ついてしまうことで視力が低下してしまう。

予防のために血糖値や血圧のコントロールが必要です。
網膜症が進行するとレーザー治療や眼科の先生による
手術が必要になります。

糖尿病性腎症

腎臓の血管が損傷することで血液やタンパク質が漏れ、
尿タンパクが増えたり腎機能が悪くなってしまう。

血糖管理とともに血圧管理が大事です。
また血圧をコントロールするレニンアンジオテンシン系
のお薬によって発症や、進展を抑えることができます。

糖尿病性神経障害

感覚が無くなってしまうことで、小さな傷やくつずれなど
から潰瘍が大きくなって壊疽してしまう。比較的早くから
起こりやすい合併症。

神経障害に効くお薬というものがいくつかありますが、
一番の治療法は血糖の厳格なコントロールになります。

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