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治療の基本は自己管理病気の元は生活習慣
まずは自分をみなおそう!

糖尿病治療は食事と運動、つまり生活習慣のみなおしが基本です。食事と運動でうまくいかないとき、初めて薬を処方します。基本的にはHbA1cの値がどれくらいかということで治療の方法というものは決まります。

HbA1cとは?

ヘモグロビンA1cは血糖値の平均をみる検査です

  • 血糖が高くなると、血糖と結合したヘモグロビンが増加します。

薬物治療が開始になるのは、HbA1cで、6.5とか7を超えたあたりから、
飲み薬で始まることが多いです。ただしあまりにも血糖値が高い、
たとえば空腹時血糖値が250以上ある、HbA1cが12%、13%あるという
ことであればインスリン治療が最初に行われるかもしれません。

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治療の基本は自己管理無理はしないで
安定的に下げよう!

糖値を有効に安定的に下げるためには、筋力と持久力の両方のバランスが大事です。最初に筋力トレーニングをある程度行い、その後に持久力を高めるようなトレーニング、エアロビックなどのトレーニングをやるといいでしょう。

2000年の4月から2001年の3月まで関西地区で40代50代サラリーマンの方の調査によると、職場に歩く時間がⅡ型糖尿病になるかならないかと非常に密接に関係していることが伺えます。出勤のときの歩行時間が0から10分の人が糖尿病を発症する確率が1だとすると、その倍くらい歩いている方は0.8くらい、その2倍以上歩いている方は0.7と下がっているのです。歩くというだけでも糖尿病の発症を防ぐということには役立つのです。

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食事療法って?炭水化物をメインに
脂質とタンパク質を減らそう!

糖尿病は動物性のタンパク質と動物性脂質と単純糖質を摂りすぎているということが大きな原因です。そのため、バランスよく単純糖質を減らす、脂質をある程度抑える、タンパク質もある程度抑えるということが糖尿病の食事療法として一番重要です。この場合バランスの良い食事、だいたいエネルギーの5割から6割を炭水化物で摂って、その残りを脂質とタンパク質でわけるというのがいいでしょう。

一日の中で考えよう

たとえば…

宴会があって食べ過ぎちゃった

毎日同じ状況というのはむずかしい(仕事のスケジュールによって違う)ので、週の3日程度はしっかり管理する、というように心がけましょう。それ以外の時はある程度にして、ストレスに感じないよう色んな食事や運動を続けていく事が良いのです。

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薬物療法について主なものは経口薬と
インスリン

薬物療法には経口薬とインスリンの二通りがあります。経口薬は6種類のお薬があり、ビグアナイド、チアゾリジンSU薬、膵臓からインスリンを出す薬、超速攻型インスリン分泌薬、あとは糖の吸収を抑える、α-グルコシダーゼ阻害薬、さらに新しいお薬として数年前からDPP-4阻害薬というのがあります。 一方インスリンというのは作用時間によって違い、超速攻型、非常に速く効くインスリン、あとは中間型、時効型というふうに持続時間によって分かれています。

糖尿病治療薬の種類

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