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脳梗塞について

脳梗塞は血管の詰まり方によって3種類に分けられます。

1. ラクナ梗塞:脳内の細い動脈が詰まる脳梗塞。
2. アテローム血栓性梗塞:脳に向かう太い動脈が詰まる脳梗塞。
3. 心原性脳塞栓症:心臓内でできた血栓が脳に飛んで詰まる脳梗塞。

脳卒中急性期データベース構築研究(JSSRS) 脳梗塞の内訳


(資料提供:ATIS Web)

わが国にはラクナ梗塞が多いとされてきましたが、近年では食生活の欧米化によりアテローム血栓性脳梗塞が増加していることが明らかにされています。

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1.どのような病気?


脳へ向かう太い動脈に動脈硬化が起こり発生する脳梗塞を、アテローム血栓性脳梗塞といいます。
最近、わが国で増加している脳梗塞です。

2.原因は?


アテローム血栓性脳梗塞は、脂質異常症や糖尿病、高血圧、喫煙などの危険因子により引き起こされた動脈硬化が原因です。
動脈硬化によって、アテローム(プラークまたは粥腫(じゅくしゅ)とも呼ばれる)が成長し、血液を流れにくくしたり、血液の固まり(血栓)を形成することで脳梗塞を起こします。

3.症状は?


アテローム血栓性脳梗塞の症状にはさまざまなものがあります。
以下に列挙します。
「一時的に片目が見えなくなる」
「片側の顔面の麻痺(まひ)」
「片側の手足の運動麻痺」
「言葉が話せなくなる」
「意識がなくなる」
「舌がもつれる」
このような症状は、一時的なことも持続することもあります。

   

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1.どのような病気?

脳内の細い血管が詰まってしまうことで起こる小さな脳梗塞のことを「ラクナ梗塞」といいます。
このラクナ梗塞は日本人に多いタイプの脳梗塞です。

2.原因は?

ラクナ梗塞の原因として高血圧や糖尿病、高脂血症などが知られています。
これらによって脳内の細い血管の壁が傷つき、詰まってしまうのです。

3.症状は?

ラクナ梗塞は他の二つのタイプの脳梗塞に比べ比較的軽症であり、軽度の運動麻痺やしびれなどの感覚障害が主な症状です。
症状を伴わない「無症候性脳梗塞」の場合もあります。しかしこの無症候性脳梗塞も徐々に増加していくと、少しずつ認知症や歩行障害が進行していくことがあります。
以上のようにラクナ梗塞は徐々に症状が進行することが多いので、初期症状を見逃さないことが大切です。


        

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1.どのような病気?

心臓内にできた血栓が脳動脈に流れ込み、血管を詰まらせる梗塞です。
突然発症し重症であるのが特徴で、最近ではノックアウト型脳梗塞とも呼ばれています。

2.原因は?

心原性脳塞栓症の原因のほとんどは心房細動です。
心房細動は不整脈のひとつで、持続型と発作型があり、 どちらも同程度に脳梗塞を起こすことが知られています。


3.症状は?

ほとんどの場合、日中活動をしているときに、手足の麻痺や顔面の麻痺、言語障害、意識障害などが突然に起きます。
他にも、半身麻痺、失語、失行(しつこう)、失認(しつにん)、半盲(はんもう)などの症状が出ることがあります。
このような症状が出たらすぐに病院で専門医の適切な治療を受けることが重要です。

        

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脳梗塞を起こす前に、一時的に脳の血管が詰まり脳梗塞と同じような症状が出ることがあります。
これを一過性脳虚血発作(TIA: transient ischemic attack)と呼びます。
このTIAは一時的で直ってしまうため軽視されることが多いのですが、重大な脳梗塞の前触れのことが多いため、注意が必要です。
TIAを繰り返す場合には、すぐに医療機関を受診してください。
また、食事管理や適度な運動、節酒、禁煙など日常生活に気を配り、定期的な検査を心がけるようにしてください。
最近では健康診断に脳のMRIが含まれていることも多いので、一度受けてみましょう。
また気になる症状があるときには必ず医療機関で相談しましょう。

最後に日本脳卒中協会の「脳卒中予防10か条」を紹介しますので、参考にしてください。

【脳卒中予防10か条】
1  手始めに 高血圧から 治しましょう
2  糖尿病 放っておいたら 悔い残る
3  不整脈 見つかり次第 すぐ受診
4  予防には タバコを止める 意志を持て
5  アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
6  高すぎる コレステロールも 見逃すな
7  お食事の 塩分・脂肪 控えめに
8  体力に 合った運動 続けよう
9  万病の 引き金になる 太りすぎ
10 脳卒中 起きたらすぐに 病院へ

    

監修:吉村紳一先生(兵庫医科大学脳神経外科主任教授)
吉村紳一先生のウェブサイトに、より詳しい情報が掲載されています。



情報提供:サノフィ株式会社


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