江戸時代の大分県中津藩の医師、大江雲澤の言葉が私の医師としての礎となっています。 「医は仁ならざるの術、努めて仁をなさんと欲す。」という言葉です。 医師は必死に患者さんを治そうとしていますが、外科医も内科医も人を傷つけずには治療ができません。 ですから医師は治療のお手伝いをしているだけだということを常に念頭において謙虚に診療に向かうようにしています。