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脊椎の病気
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■脊椎の病気

脊椎の異常による腰の痛みは一般的な腰痛との区別が大切です。
整形外科的な疾患かもしくは内科的、婦人科的な疾患かどうかは自己診断が可能です。
原則として、安静時に痛い場合は内臓や婦人科の病気が疑われますし、動いたら悪化する場合は整形外科的疾患で、腰の椎間板や椎間関節などの腰の成分の病気が疑われます。
ですから動いたら痛い場合は整形外科を受診してください。
内臓の痛みというのは平滑筋が収縮してお腹がきゅうっと絞るように痛くなり、いったん症状が治まっても再び痛みが起こります。
尿管結石の場合は腰に激痛がおこり、安静にしていても痛いのですが左右同時に痛みが起こることはありません。
整形外科的な痛みの場合は動くと痛いのですが、安静にして横になっていれば痛くないというのが特徴です。

■脊椎の病気の診断方法

臨床症状と、ご本人の主訴に加え、画像診断と、造影の結果をみて診断します。
最近は検査方法も進歩して、MRI検査をおこなうと、患者さんに苦痛を与えずに詳しい病状がわかるようになりました。