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レーザー椎間板減圧術


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レーザー椎間板減圧術
レーザー椎間板減圧術
 
 

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■レーザー椎間板減圧術

年齢や社会的条件によって適応を判断します。 椎間板の髄核を取り除くと足や腰の痛みはなくなりますが、髄核は本来必要な成分ですので、取り除くと腰の性能が落ちます。
ですから腰の手術は積極的におこなわない場合が多いですし、特にスポーツ選手にとって椎間板は必要なものですからスポーツ選手は殆どおこないません。
一般の方にとっても髄核は必要なものですが、痛みをとるためには取り除かざるを得ないことがあります。
現在では手術方法も進歩して、顕微鏡や、内視鏡で傷を最小限におさえることができますが、それでも切る以上は組織を破壊するという欠点があります。
その欠点を補うため、若い患者さんが対象にはなりますが、椎間板の機能を残しながらおこなう治療としてレーザーによる髄核蒸散法(レーザー椎間板減圧術)があります。
当院では10年以上前からこの治療をおこなっており、現在までに約350例ほどおこなっています。
保険がきかない治療ですが、当院は選定医診療として国から認められ、混合診療(一部自費)による治療ができる施設になっています。
必ずしも入院の必要はない治療ですが、ごく一部に治療後痛みが増す場合もありますので、経過をみるため1泊2日の入院期間を設けています。レーザーでの治療時間はおよそ30分以内です。
治療後の回復については圧を減圧して徐々に焼いたところが退縮して小さくなっていくのに時間がかかりますので少しずつ痛みが取れていくのが通常ですが、なかにはすぐに腰や足が軽くなる場合もあります。
椎間板内部をレーザーで焼いて減圧することにより突出したヘルニアが引っ込んで神経の圧迫がなくなり腰痛や足の痛みが軽くなるというねらいの治療法です。

■レーザー椎間板減圧術の対象年齢

主に年齢の若い方を対象にしています。
といっても年齢的な若さだけではなく、MRI検査をして肉体的な年齢を診断し、適応を判断しています。
MRI検査をすると白と黒の色調で画像がでますが、それが黒くなるほど変性を起こしており、そういった退行性病変の進行度の高い方はレーザーで焼いてもあまり効果がありません。