東京病院 肺循環・喀血センターについて
当センターの特徴
喀血治療を専門とする施設は極めて少なく、症例数の多さからいくと東日本では東京病院が主な施設となります。 西日本では岸和田リハビリテーション病院 喀血・肺循環センターが主な施設となります。当院では喀血治療をしっかり行えるシステムづくりとして、2010年に喀血専門外来を開設し、毎週火曜日に外来診療を行っています。初診時に造影剤を使ったCT検査を行い、血管の3D画像を作成し、出来上がった画像を見ながら治療方法について説明させていただき、これからの治療スケジュールを立てていきます。ほとんどの場合は患者さんが受診されている関東甲信越の呼吸器科の先生からのご紹介ですが、中にはインターネットで患者さんご自身が東京病院を検索され「かかりつけ医」にご相談されて、ご来院されることもあります。治療としては喀血に対するカテーテル治療、特にコイル塞栓治療を主として行い、年間150例近くという治療実績となっています。
チーム体制について
当院へは全国から多くの若手の呼吸器科医師が研修に来られており、15名ほどいます。また経験を積んだベテランの医師も同程度おり、合わせて35名の医師が呼吸器科に在籍しています。若手医師に対しマンツーマンで教育するというのが呼吸器科の基本的な教育体制となります。50床の呼吸器病棟に対して8名の医師からなるチームが分担して患者さんを担当し、全体では4つの呼吸器病棟200床と2つのの結核病棟100床をおよそ30名の医師が担当しています。また呼吸器科全体として患者さん一人ひとりについて細かくカンファレンスを行なって治療方針を決定していきます。治療については多職種によるチーム医療を行なっておりますが、例えば気管支動脈塞栓術(BAE)というカテーテルによる血管内治療には、医師・専任看護師・放射線技師と10名ほどのスタッフが関わっています。それぞれの立場から複数の目を通して確認し、互いにコミュニケーションを取りながら治療を行うことで、安全性を高めることを重要視しています。
肺循環・喀血センタースタッフの集合写真
喀血治療のスタッフ集合写真
(医師、カテーテル専任看護師、放射線技師)