●末梢動脈疾患の分類
末梢動脈疾患はフォンテインの分類を用い、軽度から重症度まで4段階にわけて診断をします。
・1度:動脈硬化があっても症状がない
・2度:間歇性跛行(少し歩くと足がだるくなり、休むとまた歩けるようになる)
・3度:歩かなくても足が痛い、足が痛くて眠れない
・4度:潰瘍、壊死(壊疽)
●各段階での治療
各段階に応じ治療は全く異なります。
・1度:特に治療は必要ありません
・2度:薬剤(抗血小板薬)による治療と運動療法
・3度・4度:血行再建術(血管内治療もしくはバイパス手術)
※抗血小板薬による治療も必要