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ステントグラフト治療

ムービー編



●ステントグラフト治療とは

従来は全身麻酔で開腹をして、動脈を外側から遮断し切り開いて人工血管を埋め込んでいました。
ステントグラフトとは足の付け根から本当に小さな傷で2箇所を切り、足の付け根の動脈からステントグラフトを細い筒の中に納めて挿入し中で広げて治療する手術方法です。

●ステントグラフト治療の適用について

・動脈の腎臓に行く枝から1.5cm以上正常な部分があること:
              ステントグラフト本体を大動脈にしっかり固定するため
・動脈の角度:あまり曲がっていないこと

●ステントグラフト治療ができない場合

・透析になりかかっている方、造影剤が使いにくい方
ステントグラフ治療は開腹手術が無理な場合におこなう治療ですから通常は合併症があるためにステントグラフト治療ができないということはほとんどありません。
※開腹手術の場合は全身麻酔でおこなう関係上、心疾患や呼吸器の病気、臓器の手術を既にされている方などは難しく、様々な合併症を考慮する必要があります。


●ステントグラフト治療後の注意

・手術後一定の期間までは定期的な検査が必要
    ステントグラフトは血管の中から挿入するので周りの枝などから血液が流れ込む
    可能性がありますので瘤の中に血液が流れ込んでいないか、ステントグラフトが
    機能しているかをチェックします。
・運動など通常どおりの生活をおこなうことができます。
    ※社会復帰までの期間は人工血管の手術に比べ非常に短いです。