神経内科医が行う治療とは、基本、患者さんが受診されたら、CT、MRIをすぐ撮って情報を仕入れて、適応があればrt-PA(アルテプラーゼ)静注療法を使います(*図5)。
内科医はこのrt-PAの使うか使わないかの判断、そしてその次に病型診断を行います。
脳梗塞にも色々なものがあるので、脳梗塞の病型を診断して積極的に治療を行います。
そして入院当日から二次予防を進めます。
現在、安静はいらないと考えられているので、早期離床・早期リハビリ、そして感染対策を行います。
血管内治療や外科治療も必要に応じて同時に進めていきます。
外科治療は脳外科で。熊本市立病院は血管内治療医がいないので、このあたりに限界があります。
これが脳梗塞の治療ですが、脳保護薬と、血栓を溶かす薬は病気に関わりなく使われますが、病型診断ができるかどうかというところが専門医の主要な仕事になります。
その後の治療法はだいたい決まっていて、血液を固まりにくくする薬で出血という副作用が起こらないようにどこで折り合うかを判断しながら治療する。
そこが私たち専門医の腕の見せ所ということになります。
くまモン脳卒中ノートは、熊本県の脳卒中を発症された患者さんを対象に配布しています。
ノートは、かかりつけの医師や医療・介護従事者及びケアマネージャーさんや地域包括支援センターなどに相談され、受け取ることが出来ます。
まず、脳卒中がどんな病気であるかを知り、再発防止にどんなことを注意すればよいか、また、リハビリや在宅治療についての情報を知ることができます。
さらに、ご自分の症状や状態を書き込めるようになっていますので、ご家族と一緒に上手に活用することで、在宅治療やリハビリをスムーズに行うことができるようになっています。
■くまモン脳卒中ノートはこちら(※外部サイトへ移動します)
「くまもと禁煙推進フォーラム」は、病気で苦しむ患者さんを診るにつけ、“予防に勝る 治療なし”だと確信し、個々の活動が結集することによって力となり、大きな流れをつくることができると考え、禁煙のための社会活動を行なっています。
①未成年者の喫煙防止、②受動喫煙防止、③禁煙希望者への禁煙支援の3つを旗印に禁煙活動を推進しています。
「くまもと禁煙推進フォーラム」では禁煙関連資料が無料でダウンロードできます。ご自由にご覧ください。
■「くまもと禁煙推進フォーラム」はこちら(※外部サイトへ移動します)
全国禁煙推進研究会マスコットキャラクター『すわんけん』くんです。
「すわんけん」は県内を中心に活動する“ゆるキャラ”として誕生しました。
市民に禁煙への関心を高めてもらうため、崇城大(元熊本工業大学)の元学生のデザインをもとに作製。
犬がモデルで、尻尾に折れたタバコをあしらってます。
「すわん」=吸わん=煙草を吸わない。
【~けんを使った方言例】
・先にお店行っとくけん!(先にお店に行ってますから・・・後で来て!)
・二度寝したけん、会社に遅刻した!(二度寝してしまったから、(寝坊)会社に遅刻した)
つまり「すわんけん」は、「タバコを吸わないから・・・・!」になります。
そんな「すわんけん」がLINEスタンプにデビューしました!
タバコを吸わない犬「すわんけん」。熊本生まれだけん。ぼくの役目は禁煙応援。
ジャンジャン送って、禁煙したい人・禁煙してほしい大切なあの人を勇気づけよう!
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