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睡眠について


睡眠の役割

◆心と身体の休息

睡眠の役割は一言で言うと、心と身体の休息にあります。
人は日中様々な活動をして疲れます。
夜寝ることによって、この疲れをとるというのが最大の役割だと思います。

具体的には寝ている間に体温の調整をしたり、ホルモンの分泌の調整をしたり、あるいは最近の研究では記憶や感情の整理・固定、あるいは免疫機能との関係、自律神経調節が行われていることも分かってきています。毎晩寝ている間に心と身体の様々なメンテナンスが行われているのです。

◆睡眠時間のこと

睡眠時間というのは「人それぞれ」ということが大前提となります。ナポレオンのように短くても大丈夫、 というタイプの短時間睡眠、いわゆるショートスリーパーという人と10時間以上寝なくてはいけないという長時間睡眠の方とがいらっしゃいます。
ただし、一般的には大体6時間から8時間の間というのが、一般的な人の目安になってくると思います。


加齢と睡眠

必要睡眠時間は年齢とともに変化します。
生まれて間もない新生児は多相性睡眠といって一日中寝たり起きたりを繰り返しトータルすると1日16時間ぐらい、約3分の2を眠ってすごします。
そして成長とともに起きている時間が増え、夜眠って昼は起きるという二相性睡眠になって行き、14〜15歳ぐらいで1日8時間程度の睡眠をとるリズムが完成します。
さらに年を重ねて老年期になると、次第に二相性睡眠が崩れ始め、少し眠って少し起きるという多相性睡眠に戻っていくのです。

自著「睡眠不足がなくなる日」より


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