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血管の構造と役割

◆血管は人の体をどのように流れているのか

 

まず始めに心臓から血管が出ます。大動脈、中動脈、小動脈、栄養動脈になってそこから静脈系に移っていきます。そして、小さな動脈、中動脈、大動脈、大静脈になって心臓にまた戻ってきます。このような形であるため循環系と呼ばれていて、血管と言うのは人の体の中を回っています。それで各臓器に勿論血液が行くように血管が配置されています。


◆血管の構造について

 

血液が流れているところを内腔と言います。内腔側から一番最内層にあるのが血管内皮と言います。血管内皮の外側に血管の平滑筋というのがあり、この3層構造になっています。そして、その周りに結合織があります。血管というのはこのような構造になっています。

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◆血管の役割について

 簡単には血液・栄養を運んでいく、また静脈がそれを戻していくという形になっております。ただ血管というのは単にそのように物を運んだりするだけではなく、実は内分泌代謝系の物質を分泌、産生するっていう事も知られています。