糖尿病はラテン語で"diabetes mellitus"といい、読んで字の如く甘い尿が出てくる病気と書きます。
つまり血糖値を測ることができなかった時代には血糖値が上がる結果尿に糖が降りてくる、すなわち甘い尿がでてきてそのまま痩せて弱っていく病気だと恐れられていました。
しかし、実は糖尿病とは糖も脂質も蛋白も含めた身体の全てのエネルギー収支が乱れ、大きな問題が生じている病気です。
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食べてすぐというのが最も血糖が上がりやすい時間帯です。そこである程度の消費が出来る生活スタイルをおこなうと、ブドウ糖が体の中で蓄積され中性脂肪に変わることを抑えることができます。ご飯やパン、油を使ってない料理であっても、血糖値が高くなれば余剰な炭水化物は全て短時間で中性脂肪に変わります。
すでに過剰になっているのにポテトチップスなどの非常にカロリーの高い食品を寝ながら食べる生活をしていると糖尿病の発症につながることになります。
また、電車のドアが開いた瞬間に一目散に席を求めてしまう人には太っている方が多いという統計が出ています。立っているだけで、座っている場合よりも基礎代謝が2割〜3割熱量を多く使うといわれています。
立っていること自体は運動にはなりませんが、立つ事を心がけるだけで体重の増加を抑え、さらには糖尿病の予防につながります。
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