インスリン注射のタイプ

インスリンの注射は非常に細い

インスリンの針は、髪の毛ほどの非常に細い針です。実際に刺してみると全く痛くないことがわかると思います。注射というと採血の針をイメージする方は多いと思いますが、採血針はインスリンの注射針よりも何倍も太いタイプです。 採血の場合は医師や看護士がおこないますが、インスリン注射はご自身でおこなうものであって、人に摂取してもらうものではありません。ご自身で腹部に針を刺すだけなので非常に簡単です。
インスリン注射



インスリン注射を実際に見て経験して頂く。

患者さんが安心して注射をおこなえるよう、実際に見ていただき、経験していただくということが大切だと考え、常に注射をポケットに入れて診察の際に実際に体験をして頂いています。

 

1日に数回注射される方には

1日に4回、5回と注射が必要な方には、出来るだけ同じ場所に繰り返して打たないようにすることが必要です。
同じ所に注射をすると接種部位が少しずつ硬くなり、徐々にインスリンが効かなくなる場合があります。腹部を広く使い、場合によっては少し痛いかもしれませんが太ももに摂取することも可能です。できる限り接種部位が硬くなるのを防ぐ工夫はしていただくようにお願いしています。



注射器の種類

 

インスリン製剤がなくなればペンごと変える使い捨てタイプが主流で使われています。このタイプは針を付けて注射をするというステップさえ覚えていただければ簡単にできるので比較的高齢の方にも問題なく注射していただけます。
これよりも少しステップが多いのはペンの中にカートリッジを入れ無くなったら入れ替えるタイプです。エコの意味ではそちらの方がいいのかもしれませんが入れ替えて装填するところで上手くできなく失敗する方もいらっしゃいます。
他には、皆さんが普通にイメージされる注射器のシリンジタイプもあります。