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肝腫瘍に対する腹腔鏡下肝切除術

胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術、胃全摘術

大腸疾患に対する腹腔鏡下手術

鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下手術

胆囊結石、虫垂炎に対する単孔式腹腔鏡下手術

消化器癌に対する化学療法

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信頼できるお医者さん、いい治療法と出会うために

  今の日本において、医師を評価することは、非常に困難な状況です。何をもっていいお医者さんと言えるのか、私も常に自問自答しています。患者さんにとって、必ずしもいいお医者さんに出会えるとは限らないと思います。私自身、患者さんとの出会いは、一種の縁のものと感じることがあります。そのため、その時その時、最善と思われる医療を提供できるよう心がけています。いいお医者さんと出会うには、常に情報のネットワークを張っておくといいでしょう。今の時代、評判や口コミなどの情報は、重要と思っています。病院の看板ばかりに因われていると、肝心なことが抜けてしまい、良い出会いが得られないかもしれません。
  私は、患者さんとの接点をより持てることができ、小回りの利く、小規模の病院に勤めてまいりましたが、時代の流れにおいて、小規模の病院での手術に対するリスクマネージメントが難しい時代となりました。そのため、新天地を求めたのですが、腹腔鏡手術といった新しい医療に対する保守勢力の壁を感じました。また、既得権益厳守といた旧体制然とした壁もあり、時間を要してしまいました。
  今回、縁があり、落ち着くことができ、私に信頼を寄せていただいた患者さんには、大変ご心配をおかけしたと思いますので、ご報告するとともにお詫いたします。


最も得意としている、力を入れている分野

  術後の早期回復の期待できる内視鏡外科を主力に行っております。対象疾患は、腹部の消化器疾患全般としています。手術術式では、肝切除術、胃切除術、胃全摘術、大腸切除術、小腸部分切除術、胆嚢摘出術、総胆管結石切石術、虫垂切除術、鼠径ヘルニア修復術、腹壁瘢痕ヘルニア修復術、脾臓摘出術、副腎摘出術、イレウス解除術、膵切除などです。疾患としては、胆嚢結石、肝腫瘍、胃癌、大腸癌、虫垂炎、憩室炎、炎症性腸疾患、鼠径ヘルニア、腹壁ヘルニアなどです。また、手術創をより小さくした単孔式腹腔鏡手術も適応症例には積極的に行っています。
  消化器癌に対しては、抗癌剤を用いた化学療法にも力を入れています。患者さんにとって益のあると思われる臨床研究には、積極的に参加し、最先端の医療や情報を提供できるように努めています。