木下幹雄先生のウェブサイト

病気

治療

 

ステント血栓症


 

SPPはSkin Perfusion Pressureの略で、足の毛細血管の圧力を測る検査になります。

その数値が40以下になると、足に傷ができて壊疽が進行するというようなことが知られています。ですので、それを早めに測定して、低下をみつけたらすぐに血流を改善するような処置をとることが大切になります。

 

 

 

現在では、PAD(=末梢動脈疾患)と呼ばれる疾患群があります。それ自体は、以前は閉塞性動脈硬化症やバージャー病といわれていた、末梢の動脈が様々な場所で詰まる病気で、それらを今では一括してPADと呼びます。
そういった病変もSPPを使えば、的確につかむことが出来るといわれています。