Dr.KOICHI INOUE'S
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井上 耕一先生
独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター
循環器内科 不整脈 センター長
専門分野：カテーテルアブレーション(特に心房細動)、デバイス(ペースメーカー、ICD、CRT)治療、難治性不整脈の管理
不整脈治療の今後の展望
不整脈の治療はすごい速さで進歩しています。ペースメーカー等のデバイスの治療は、昔に比べると電池も長くなって故障もなく小型化が進んでいるので、今後ますます良い治療が提供できるようになると思います。カテーテルアブレーションに関しても、昔に比べると治療する機械がよくなったので、昔よりも安心、安全に、簡単にできるようになったように思います。治療できる疾患の範囲が広がっていますし、高齢化が進んでいる現状においては、不整脈治療のニーズはますます広がっていくのではないかと考えています。
最近のできごと
2018.09.13
独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センターについて
当院では原因不明の動悸、めまい、失神などがあり原因として不整脈が疑われた方や、健診などで心電図に異常があるといわれた方に対して、必要な検査を行って診断を確定し、適切な治療を施すために不整脈・アブレーション外来を開設しております。
特に2016年度からは本格的にカテーテルアブレーションができるようになり、上室性頻拍や心房細動・心房粗動、心室期外収縮・心室頻拍といった頻脈性不整脈に対して根治を目指した治療を行うことができます。
カテーテルアブレーションの具体的な方法や適応に関しては難しいところも多くありますが、一人ひとりにしっかりご理解いただけるよう、真摯に取り組むことを心がけています。