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Dr.KOHKI NAKAMURA's
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中村 紘規 先生

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カテーテルアブレーション

カテーテルアブレーションとは

3本から4本のカテーテルという細い管を足のつけ根から血管を通して心臓の中まで進めます。不整脈は心臓の中で正常とは異なった電気の流れが起きている状況であり、異常な電気の流れが起きている原因をカテーテルおよび様々な診断機器を用いて調べます。不整脈の原因となっている部位を突き止めた後、治療用カテーテルを用いて高周波エネルギーによる焼灼(熱を加える)や冷凍凝固を行うことにより、異常な電気信号をなくす治療がカテーテルアブレーションです。

    

治療時間は?

不整脈の種類によって異なり、30分以内で治療が終了する場合もあれば、4-5時間かかる場合もあります。

高齢の方でも受けられる?

カテーテルアブレーションは体への負担が少ない治療であることに加え、近年、治療機器の進歩によって手術時間が短くなってきています。治療の適応があれば、80代の患者さんでも治療を受けることができます。

治療のリスク

カテーテルアブレーションは体への負担が少ない治療ですが、血管および心臓の中にカテーテルを入れる侵襲的な治療です。そのため頻度は少ないものの、心臓や血管の損傷、脳梗塞などの合併症のリスクがあります。合併症のリスクは治療する不整脈の種類だけでなく、術者の経験によっても違いがあります。治療を受けられる患者さんは合併症のリスクについて担当医から十分説明を受け、ご理解いただく必要があります。

入院生活

通常、入院期間は1泊2日または3泊4日です。1泊2日の場合は入院当日に治療、3泊4日の場合は入院日に術前検査を行い、入院翌日に治療という流れになります。術後しばらくの間、激しい運動や力仕事は控えていただくことがありますが、治療の翌日には歩行可能となり、退院時には通常の日常生活を送ることができるようになります。

再発の可能性

カテーテルアブレーションは不整脈の原因がなくなる根治治療であり、治療がうまくいけば抗不整脈薬などの薬物治療は必要なくなります。しかしながら、不整脈によっては抗不整脈薬、抗凝固薬(血液をサラサラにし、脳梗塞を予防する薬)、不整脈以外の心臓病に対する薬などの内服が必要になることがあります。術後の薬物治療は、不整脈の再発や脳梗塞のリスク、不整脈以外の病気の有無などを考慮して、患者さんごとに判断します。

術後の不整脈が再発する可能性は、不整脈の種類によって異なります。治療成功率の高い不整脈は90%以上の成功率になりますが、根治が難しい不整脈は再発率が50%以上のものもあります。また、1回の治療だけで完全に治らない場合は複数回の治療を行うこともあります。