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Dr.KOHKI NAKAMURA's
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中村 紘規 先生

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不整脈について

不整脈の代表的な症状

動悸、脈が乱れる、脈が抜ける、酷い方だとめまいや失神などの症状を訴えて来院されることが多いです。一方、全く無症状のまま住民検診などで見つかって来院される方もいらっしゃいます。

不整脈の検査

心電図によって不整脈の診断を行います。不整脈以外に心臓の病気がない場合と、心筋梗塞や狭心症など他の心臓の病気に伴って不整脈が起こる場合がありますので、心電図だけではなくレントゲンや心臓超音波(エコー)、状況によってはCTやMRIなどさらに詳しい検査が必要になることがあります。

  

症状があっても検査で異常が出ないこともあるのか

不整脈があっても症状がない患者さんもいらっしゃれば、逆に不整脈がないにもかかわらず不整脈のような動悸、息切れなどの症状がある患者さんもいらっしゃいます。そのため、症状があるときに不整脈があるか否か、不整脈があるときに症状があるか否か、ということを確認することがとても重要になります。症状があるときに心電図検査を受けることができれば、症状と不整脈の関連を確認することができます。しかしながら、発作性の不整脈の場合、必ずしも症状があるときに心電図検査が受けられるとは限らず、また普段の心電図は正常なので、不整脈の診断がつかないことがあります。そのような患者さんでは24時間ホルター心電図や携帯型心電計等を用いて、症状があるときの心電図記録を行います。症状に一致した不整脈がみられた場合、どのような種類の不整脈かということも確認することできます。

不整脈の種類

不整脈は、①脈の速さによる分類②不整脈が起こる場所による分類があります。 脈の速さによる分類は、脈が速くなる「頻脈性不整脈」と、脈が遅くなる「徐脈性不整脈」があります。 心臓は上側の部屋を心房、下側の部屋を心室と呼びます。不整脈が起こる場所による分類は、心室から起こる「心室性不整脈」と、心房を含めた心室より上側に原因がある「上室性不整脈」があります。 これらはさらに細かく分類され、合計10種類以上の不整脈があります。 不整脈は、その種類によって治療法が大きく異なるため、不整脈の有無だけでなく、どのような種類の不整脈かということまで診断する必要があります。

不整脈が起こる原因

不整脈は様々な原因で起こります。生まれつき原因がある先天性、明らかな原因がない特発性、心筋梗塞や弁膜症など何らかの心臓病に伴って起こる不整脈などがありますが、原因として最も多いのは加齢に伴うものです。不整脈の中でも頻度が高い「心房細動」は、高齢化や高血圧や肥満などの生活習慣病の増加に伴い、近年増加傾向にあります。不整脈の種類によっては、不整脈そのものに対する治療だけでなく、不整脈の原因に対する治療も十分に行う必要があります。