趣味・休日の過ごし方

 ワインとクラシック音楽が大好きです。

 ワインは、昔、仏蘭西のブルゴーニュ地方等のワイン畑、ピノノワールというぶどうがそこになりますが、ワインというのは薬だったのです。病院というのはもともとはなく、イタリアの6世紀の頃にできあがったモンテ・カッシーノにある修道院が病院の起源です。そのあと、中世期になってきますとワインを使って治療をしたり、病院運営のためにワインを売ったりしたそうです。つまり、私の仕事にも関係するのですが、ワインを飲むということは、そのことを考えると純粋に、自分の嫌なことを忘れる、そして、楽しい、安らぐ、など毎日の時間が本当に豪華に思えるといった意味合いでとても大好きです。

 ブルゴーニュのピノノワールもよいですし、ボルドー、カベルネ、ソーヴィニヨンのタフで骨太なワインも大好きです。イタリアのネッピオーロというこれもまた骨太なもの、たとえばバローロなど色々好きなものがあります。

 車は高いのでしょっちゅう変えることはできません。しかし、ワインはある程度変えることが出来ます。様々な種類のワインを楽しむということは、本当に色々なものを知ることができ、大切なひとつの自分の活力となっています。

 

 音楽では、クラッシック音楽が大好きです。クラッシック音楽の中で作曲家が、あんなにいい曲を作っているのになぜ死んでしまったのだろうと思います。 モーツァルトは慢性腎臓病で35歳で死んでいます。今なら透析、あるいは移植ができ、生かしてさしあげることができたのです。 ベートーベンは肝臓病、肝硬変といわれていましたが、実は肝硬変ではなくて、鉛中毒ということがわかっています。

 ベートーベンもモーツァルトも、とてもいい曲を作っていて、例えばベートーベンは下痢や慢性の咳嗽、あるいは難聴などの慢性の病気を持ちながら「俺はただパンのためだけに曲を作るにあらず」と、自分は芸術家なのだということをしっかりと死ぬまで保って、生きていました。このような人がいい曲を作るのだと思うと、人間もちょっとした病気だけでがっかりしていてはいけない、もっと頑張らなければいけないといった、勇気を与えてくれるように思います。



自分ではクラリネットを楽しんでいました。オーケストラと共演したことはいい思い出です。



 他には、釣りをすることも趣味の一つです。診療が忙しく、なかなかまとまった時間を取ることはできませんが
時間が見つかった時には釣りに出かける事もあります。

▼千葉の外房 大原港です。
1月の極寒の中 ヒラメを釣りに行って釣ったサワラです。