MENU

Dr.Yasuteru Kondo’s
WEB SITE

近藤 泰輝先生

文字サイズ

肝臓の病気について

肝臓の病気

肝臓は「沈黙の臓器とも呼ばれ、がんや炎症があっても初期には自覚症状がほとんどありません。定期健診やほかの病気の検査で発見されるというケースが多くあります。また、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がん、全て一連の病気です。

肝臓がんについて

肝臓がんには「原発性」のものと「転移性」のものと大きく2つあります。この2つは腫瘍としての性質が異なるため診断方法や治療方法も異なります。

原発性肝がん

原発性肝がんは肝臓そのものの細胞ががん化して発症するものです。原発性肝がんは、がん化した細胞の箇所によって更に「肝細胞がん」と「肝内胆管がん」に分けられます。肝細胞がんが原発性肝がんの大半を占めています。肝細胞がんはC型肝炎ウイルスとB型肝炎ウイルスに起因するものが多いと言われています。肝炎ウイルス感染によって、肝細胞の炎症と再生が長期にわたって繰り返され、それに伴い遺伝子の突然変異が積み重なり、がん化すると考えられています

転移性肝がん

肝臓は転移性の腫瘍がとても多い臓器です。肝臓以外の臓器にできたがん細胞が血液やリンパ液の流れに乗って肝臓に転移すると転移性肝がんと呼ばれます。転移する前のもともとのがんを原発巣と言い、原発巣が大腸、胃、膵臓などの消化器系のがんと、乳がん、肺がんなどの非消化器系のがんとに大きく分けられます。この原発巣が消化器系であるか非消化器系であるかの違いは治療方針を立てる際の1つのポイントとなります。というのも転移性肝がんの多くは門脈という静脈を通って転移します。消化器から流れる静脈血はまず肝臓を通るため、原発巣が消化器系のがんの場合、肝臓以外に転移が見られない場合も多いのですが、原発巣が非消化器系の場合は血液に乗ってがん細胞が様々な部位を巡ったうちの1箇所として肝臓への転移となるため肝臓以外へも転移がある可能性をより強く疑うことになります。

肝臓がんの症状

初期には自覚症状がほとんどないので、健康診断などで見つかることが多いです。よほど進行しない限り軽くちょっと疲れやすいかなくらいのことくらいで、ほとんど何も感じません。進行した場合には、お腹が痛くなるということが症状として表れます。黄疸が出るのは胆管を塞いだ場合です。肝不全になってきたら黄疸が出るようになります。

肝臓がんの原因と予防

がんにならないのが最強の癌の治療です。例えばC型肝炎だったらC型肝炎を消す。C型肝炎を消してもがんはできてくるので、どのくらいの頻度でできてくるかという情報を把握するために、半年に1回もしくは3ヶ月に1回画像検査をしっかりして、がんを早期に発見することが大事です。そのようにしていればほぼ根治させることができるので、慢性肝炎をしっかりと潰してがんになりにくい状態にするということになります。

そして、飲酒をされている方であれば「あなたはこのくらい進んでますよ」ということを正確に診断して、断酒に向けた指導をしています。断酒は必要です。どうしても断酒出来ない方には減らすところから始めています。

Copyright © 2019 Oben Inc. All rights reserved.

このホームページの著作権は、医師本人及びオーベン株式会社にあります。

当社の承諾なく、本サービスに掲載されている画像・文章など全コンテンツの使用・転写を禁止いたします。