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末梢動脈疾患

重症虚血肢

末梢動脈疾患とは

末梢動脈疾患

ムービー編

●PADの症状

従来は閉塞性動脈硬化症、通称ASO (Atherosclerosis Obliterans) と言われていました。
現在は末梢動脈疾患、PAD (Peripheral Arterial Disease) という言い方が一般的になっています。
この病気は下肢の動脈硬化(アテローム性動脈硬化)によって血管が狭くなり、足に十分な血液が行かず
(虚血)足の組織が壊死する、或いは潰瘍を起こす、歩行すると足が痛いという様な症状を起こす病気です。

足先がしびれる。
冷たく感じる。



一定の距離を歩くと筋肉の 痛み・ひきつりを感じて歩け なくなる。休息すると回復し、 再び歩くことができる。

夜間などに足が強く痛む。




見た目にも明らかに 異常が現れる。



※ 跛行(はこう)とは外傷、奇形、その他の疾患により正常な歩行ができない状態をいいます。


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糖尿病、高血圧、喫煙、高脂血症といった
疾患を複数持っている方は非常に
リスクが高いと言えます。

また運動不足であったり、
家族に心疾患、心筋梗塞、脳梗塞を
発祥した人がいる場合にも注意が必要です。

●末梢動脈疾患の問題

足の病気ですから足の症状が患者さんの訴える一番の問題だと思います。
しかしながらこの病気の問題点は全身の動脈硬化の病気と合併する点にあります。

心臓の病気、或いは脳の病気は動脈硬化の病気ですので、これらの合併率は通常の方の3倍から4倍高いという事がわかっています。
跛行症状といっても軽く考えることはできず、心臓、脳の精密検査も受ける必要があります。
重症虚血肢になりますと、足自体の切断の危険だけではなく、さらに全身の動脈硬化の疾患も進行していますので、正常な方と比べると死亡率は数倍高くなります。 ですから同時に全身の精密検査が必要になります。


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