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末梢動脈疾患

重症虚血肢


 

重症虚血肢とは



重症虚血肢とは

ムービー編




この写真は最重症の重症虚血肢です。末梢血管の段階が1〜6まで分けられる
ラザフォードという分類では6になります。
指だけでなくて、足の中足骨という所がありますが、指だけではなくてその骨を
超えたところにあるので、これは最重症の重症虚血肢ということになります。


※ラザフォードの分類表



◆症状について

症状がないこともあります。
糖尿病という病気は非常に細い血管を障害させますので、糖尿病の方は足にいく神経を障害させてしまって、写真のようになってもあまり痛くないことがほとんどです。
痛くないので受診が遅れる事がしばしばあります。非常に痛そうな足なのに実はあまり痛くないということも多くあります。
そのため、発症される前に靴擦れや爪が厚くなっている、深爪、低温火傷というのが実は前駆症状のようで、ご本人はあまり痛いということがない場合があります。
ただ、糖尿病がない、あるいは糖尿病が軽傷の場合は写真のようにまでなると非常に痛くなります。
そのような患者さんは寝てしまうと心臓の高さと足の高さが同じになり、足に行く血流が減ってしまうので痛くて眠れなくなります。
その場合は、体を起こして座って心臓よりも低いところに足を持っていき、机にうつ伏せになって寝ることになります。非常に痛みの強い場合はつらい症状になります。

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