病名：関節リウマチ
治療薬： 2005.12〜2007.12 レミケード
2008.2〜現在 エンブレル
その他現在 リウマトレックス 10 mg/週、プレドニゾロン 3 mg/日

私がバイオ製剤に出会ったきっかけは、藁にも縋る思いでかけた一本の電話からでした。
その当時お世話になっていた病院では、病勢を抑える事が出きず、二年近く痛みを我慢したまま生活していました。
そんなある日、本当に小さなきっかけで現在お世話になっている病院の存在を知り、電話をかけた事から次々ご縁が繋がり右肩上がりに良い方向へ進む事が出来ました。

私も初めてバイオ製剤を使うときには副作用とコストの不安がありました。勿論、何の薬を使っても副作用が起こらないよう注意が払われていると思いますが、殊にバイオ製剤に関しては副作用がおきないよう厳しく管理されているように思います。コスト面では最初の一年は大変でしたが、医療費控除や高額療養費制度、加入している健保独自の制度等フル活用し、何とか乗り切れましたし年毎に体調が良くなり就職出来たので現在は自分で薬代を賄うことが出来ています。

バイオ製剤の良さは効果の現れる速さと持続性かと思いますが、更に素晴らしいのは長く使うと一度諦めた機能が徐々に回復する、と言う所です。固くなって動きが悪かった所が滑らかに動かせるようになり、再び使えるようになった関節がどんどん増えています。
既存の薬の様に現状を維持するだけでなく（それすら難しい所がリウマチの怖い所ですが）更に結果を出せる薬、そんな所が寛解を目指す薬と言われる所以でしょう。

私は就職と同時に、山登りを始めました。
家の前の山から始めた山登りですが、一昨年は雷鳥を探しながら夫と北アルプスを歩きました。昨年は屋久島で心ゆくまで山歩きをして、下った先の砂浜ではがんばりやさんのカメに出会い、もうこれ以上はない程の素敵な思い出を作る事が出来ました。

リウマチになってしまった事は悲しく不幸な出来事ですが、一緒に闘って貰える主治医とバイオ製剤に出会えた事は最大の幸運だったと思っています。私がバイオ製剤に出会ったときはレミケード一択だったように思いますが、現在は新薬ラッシュと言われるほど沢山の薬が登場し選択肢も増えました。痛みに泣き、変形に泣き、家族や世間の無理解に泣き、といった今までのリウマチのイメージも過去のものになりつつあります。これからもリウマチ治療の未来は明るいことを信じて、私自身も明るく過ごしていきたいと思います。

病名：関節リウマチ
治療薬： リウマトレックス、エンブレル (自己注射)

1年半前の2011年8月23日に初めて今の主治医の先生にお会いしました。
「今まで痛かったでしょう、大変だったでしょう」と言って頂いた時には、涙がでて…
心が救われたのをよく覚えています。

はっきりとした病名もわからず不安だらけの日々。
痛み止めと色々試し飲みながらの我慢の日々。
自分の体はどんどん悪くなっていく焦り。

一体全体どうなってしまったのかと...思うように歩けない。
ペットボトルもドアノブも開けれない。一人で着替えも出来ない。
包丁も痛くて持てない。お皿の一枚が重い。
正座も車の運転も難しく何をしても不安だらけ。

そんな日々の中、リウマチと即刻診断された安堵と複雑な思い。

早速病気を治す治療が始まりました。
「後悔させたくないし、僕も後悔したくない」
という言葉が、どれだけ私に勇気と希望を与えて下さったか…

治療のお陰で今の感謝の日々があります。
今は日常のほとんどを取り戻せています。

どんな時でも患者に不安を与えず、自信を持って応えて下さる先生に出会えた事で
私は本当に救われています。

私のように先生との出会いで、一人でも多くの方々がよい治療で救われ
痛みと不安から解放されますように心から願います。

病名：関節リウマチ
治療薬： エンブレル(自己注射)、リウマトレックス 6 mg/週

私のリウマチの主な症状は、両足の裏・右手首の激しい痛みです。

最初にかかった病院では、リウマトレックスのみを処方して頂いていましたが、

痛みが和らぐ程度に量を増やすと副作用で食事もとれないほど気持ち悪くなりました。

そこで量を減らすと、こんどは痛みが増してしまいました。

肉体的には、痛みに耐えるため横になることが多く、日常生活にも支障が出ていました。

精神的には、何も出来ない自分に心も晴れず、落ち込むことが多かったように思います。

一年前、すがる思いで川崎医大の先生の講演を聞きに行きました。

そこでの先生の自信に満ちたお話に心が動かされました。

エンブレルを始めて一ヶ月で痛みが取り除かれて、

長時間の外出もでき気分も良くなりました。

二ヶ月頃からは、日帰り旅行にも自信を持って出られるようになりました。

一年たった現在は、自分がリウマチであることが嘘のようです！

川崎医大のスタッフの皆さんには、感謝の気持ちで一杯です。

本当に有難うございます。

今後も宜しくお願い致します。

病名：関節リウマチ
治療薬： エンブレル(自己注射)、プログラフ 1.5 mg/日、プレドニゾロン 2 mg/日

私がリウマチを発症したのは34歳の時でした。

美容の仕事をしていたので、人一倍手を使う事が多く、

その当時婚礼の着付け等が多くあり、また子育て家事等、

私にかかる負担も原因だったと思います。

他の病院で1年ほど治療した結果どうにか回復し

その後9年間くらいは何事もなく過ごしましたが

45歳の時、再び悪くなりました。

色々治療しながら一進一退を繰り返していましたが

平成22年1月、川崎医大を紹介していただきエンブレル治療に出会いました。

はじめは不安でしたが

今では自己注射にも慣れて痛みは無く快適です。

私に関わって下さったすべての人、先生、看護師さん、家族（主人、子供）に

感謝しております。

70歳の今も現役で美容の仕事をしております。

ただ、この治療は経済的に少々困難はありますが・・・・・

病名：関節リウマチ
治療薬：エンブレル 50mg/週、プレドニン 5mg/日

リウマチの発症は4年前。

全身の関節が激しく痛くなり、朝起きれなくなりました。

結婚して6年。子供が欲しくて不妊治療を受けていた私は、

仕事をやめ不妊治療に専念し、子供を授かることができました。

 

出産後は、飲み薬で痛みをこらえながら子育てをしていましたが、

両膝がひどくなり、家にひきこもる生活が続いていました。

今後の不安が大きくなり、自分は寝たきりになって子育てができなくなるのではないかと

落ち込んでいました。

 

そんな時リウマチ友の会で、川崎医大の先生と看護師さんの講演を聞き、

「私も相談すれば元気に生活できるようになるかもしれない」と思い受診しました。

先生に相談すると「大丈夫ですよ。良くなりますよ。」と言っていただき、ホッとしました。

リウマチ科の外来の看護師さんたちがとても親切で、

川崎医大に来てよかったなとつくづく思っています。

 

エンブレルを初めて半年、膝や手首の腫れがウソのようにひき、痛みもほとんど無くなりました。

娘との外出も楽しくなり、動物園に行けた事に感激です。

今まで痛みのために娘を抱っこできなかったのですが、

今は少しだけできます。

娘は「お母さんが抱っこしてくれるの！！」とビックリしながら大喜びしています。

 

以前は痛みから難しい顔ばかりになっていた私。

今は自然と笑顔が増え、主人も喜んでくれています。

これからも、リウマチが悪くならない事を願い、

子供の成長を楽しめるような体調を

維持していけたらいいなと思っています。

病名：関節リウマチ
治療薬：リウマトレックス 4 mg/週
　　　　エンブレル(2009年10月に開始し、現在(2011年4月)は50mgを2週に1回自己注射中)

7年前に関節リウマチ。

7年間で右手首の関節は、関節破壊が進行してしまいました。

 

リウマチが左手首に移動し始めたとき、

主治医の先生に勧められ、エンブレルの注射を始めました。

 

1本目を注射して1週間後、痛みと熱感がなくなり...

効果は感動的なものでした。

でも、リウマチには波があります。

 

痛みのない時は病気であることを忘れ、

又、痛みがある時は心も体も落ち込んでしまいます。

 

しかし、主人が家事に非常に協力的で感謝してます。

今では、牛乳パックもペットボトルも開けられる様になりました。

 

そして現在、週1度の仕事、趣味の手織り、ジムでの水泳とおしゃべりで、

楽しく毎日を過ごしています。

 

幸い、地理的にも恵まれ、

信頼出来る専門医の先生に診ていただけ、

最新の治療を受けることが出来て、ありがたく思っております。

病名：関節リウマチ
治療薬：リウマトレックス 12 mg/週、エンブレル 25mg/週

2010年、手足首の関節から先に痛みとしびれが出現。

 

関節リウマチと診断され、抗リウマチ薬を飲みはじめました。

ところが、8か月経過した頃から、薬が効かなくなってきました…。

 

私には妻と小学生と幼稚園の子どもがおります。

このままでは仕事を続けられないという状況でした。

不安感から、家族にも会社にもイライラした顔を見せていたと思います。

 

主治医の先生からバイオ製剤エンブレルの治療をすすめられたのは、そんなときでした。

バイオ製剤には点滴もありますが、仕事を続けながら治療するには自己注射以外にはないと思いました。

 

しかし、エンブレルについては費用をどう工面するかで、ずっと悩んでいました。

迷っているうちに時間が過ぎ、その間にも症状はどんどん進んでいきました。

 

そして、治療を薦められてから4か月後、

仕事をするためにはエンブレルの治療を開始し、お金のことは何とかするしかない!

と決心がつきました。

 

エンブレルの効果ですが、翌日にはだいぶよくなり、2日後にはほぼ痛みがなくなっていました。

これまでの痛みの強さを100とすると、翌日には1か2、それ以降、痛みは0です。

 

これまで通り、外勤を続けることができているのはもちろんですが、さらに宿直業務を増やすことで、

注射費用も何とか捻出できています。

これまでの生活スタイルを変えずに、治療を続けることができています。

 

この治療を選択するときは、皆さんも金銭的なことがネックになると思いますが、

関節リウマチという病気は後ろ向きの気持ちが芽生え、

それが家族に波及してくるところがよくないと思います。

 

もしも今、妻が反対の立場で関節リウマチになったら、

自己注射の治療をすすめるでしょう。

痛みが軽減して、気持ちが改善されれば、

すべてがうまくいくようになると思っています。

病名：関節リウマチ
治療薬：リウマトレックス 8 mg/週、プレドニゾロン 4 mg/日、エンブレル

安定していた症状が再び悪化したのが一年前でした。

地元の担当医師の転勤が重なり、川崎医大を紹介されました。

一時間半の道のりで初めて受診した時は全身の痛みと先生の優しい言葉に

自然と涙が出たのを覚えています。

 

内服薬だけでは十分な効果が出ず、エンブレルを週二回注射しています。

今は症状が安定へと向かっています。

 

発病した時は看護師をしていましたが手の痛みと腫れで注射も出来ず

自分自身情けない思いがいっぱいで、やむなく退職しました。

 

今では自分の体調に合わせてパートですが看護師に復職することがでました。

昨年10月末には親友3人と北陸旅行に行って来ました。

和倉温泉では体を癒し輪島の朝市では売り子のおばちゃんに

元気とエネルギーをもらって帰って来ました。

1年前の涙は忘れ笑顔ばかりの写真でした。

 

これからもこの病気と上手に付き合いながら

自分の人生を精一杯生きていきたいと思っています。

病名：関節リウマチ
治療薬：リウマトレックス 8 mg/週
エンブレル(2008年12月に開始し、現在(2010年12月)も自己注射継続中)

私が異常を感じたのは61歳頃、左腕の痛みでした。

神経痛にでもなったかなぁ・・・と思い、市販の湿布を貼っていましたが、

暫くすると手首が少し腫れ、動かすと痛く、近くの整形病院を受診。

腱鞘炎と診断されました。

 

一時は良くなった様に思えたのですが、その後に腫れが強くなり、タオルふきんが絞れず、

再度同じ病院を受診しました。

 

その時に、リウマチと診断され、ステロイドと痛み止めのモービックを処方されました。

当時は漠然とした知識で、リウマチは神経痛の少し悪い病ぐらいに思い、

薬を飲んで時期がくれば治るぐらいに考えていたのです。

 

70歳を過ぎた頃、旅先で、ひどい脱力感と胸の寒気に襲われ急遽帰宅。

近くの内科病院に駆け込み、リウマチの為ですね、と言われてビックリ…

リウマチは全身の病なので、進行によっては、合併症をおこすと聞いて驚きました。

 

初めてリウマチの怖さを知りました。

そして川崎医大を紹介して頂いたのです。

 

初めての外来で、先生が「遠い処からの通院は大変ですよ」と気遣って下さいました時、

正直迷いました。

 

病院から帰宅すると、全身がとてもだるく、つらかった。

若くないし、リウマチは長期治療が必要。

年齢的に体力が続くだろうか・・・

県北から片道２時間の通院、確かに病人が通うには遠い・・・

 

先生が、「地元にリウマチの良い先生がおいでですよ」とおっしゃって下さった時、すごく迷いました。

その時、主人が「優れた大病院での専門医の治療を受けた方が安心ではないか・・・

協力してやるよ」とやさしく言ってくれたのです。

とても嬉しかった。

 

先の事を考えるより、今が大事なんだ・・・適切な治療をしよう。今なら進行も止めて頂ける、

頑張ろう、頑張るしかないと思い直したのです。

 

しかし薬に対して不安が強く、先生が説明をして下さいますが、

歳を重ねていてどうしても不安が先によぎり決心がつかず、また半年が過ぎてしまいました。

 

ある日、主人と地元の病院を受診したときに、

「副作用がもし出たらいつでも来なさい、治してあげる、近いんだから・・・」と

心強い後押しをして下さいました。

そばにいた主人も「やってみたら」と言ってくれ、決心がつきました。

やってみよう。

 

そしてエンブレルの治療にビックリ。これ本当にリウマチの薬なの・・・

天に昇るような全身の軽さ・・・爽快さ・・・今迄にない効果を実感したのです。

迷い迷って後退りばかりした半年間が恨めしくさえ感じました。

 

治療を始めて2年になりますが、心配していた副作用は全く出ず、

炎症の数値もすっかり落ち着き骨の破壊も進むことなくとても良い状態が続いています。

 

「案ずるより産むが易し」の諺通りでした。

 

今、こうして穏やかな日々をおくれますのも、周りの方の支えは勿論ですが、

常の労を惜しむことなく懸命に治療に取り組んで下さいます先生のお蔭と深い感謝の思いです。

 

この先いろんな方との別れはありますが、この病気とはなかなか別れ難いようで、

定期的に専門医のお世話になりたいと思っています。

70歳の登り坂、目一杯のおしゃれをして、

元気でまだまだいけます。

通います。

今後共、宜しくお願い致します。

病名：関節リウマチ
治療薬：リウマトレックス 8 mg/週、プレドニソロン 4 mg/日
　　　　エンブレル (週に1回25mg自己注射中)

手首の痛みがだんだんひどくなって、日常生活や仕事にも影響が出てくるようになり、

当病院にお世話になることになりました。

5年前に乳がんを患い、治ったと思った矢先にリウマチと診断され、ショックを受けました。

一時は、お箸やお茶碗を持つことさえ難しく、

将来のことを考えて暗く落ち込む日々を過ごしていました。

そのような中、現在の主治医の先生と出会い、治療を始めました。

2009年9月から一週間に一度、自分で打つエンブレル投与を始めました。

それからは、CRPの数値が3.46から0.19まで下がり身体の調子も良くなりました。

リウマチは、治らない病気と言われていますが、

仕事もして以前と変わらない生活を送っています。

今、最高です！

ただ、エンブレルが高価な薬なため、

配偶者のいない私が仕事を退職した後も、

同じ治療が続けられるかなど、不安なこともあります。

丁寧な対応をして頂いた先生や、

励まして下さった看護師さんに感謝しています。

病名：関節リウマチ　
治療薬：リウマトレックス 8 mg/週　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 エンブレル(2008年10月に開始し、現在(2010年8月)は25mg週2回自己注射継続中)

発病初期に、なかなか痛みが治まらず、夜中に何度も目が覚めてしまう状態が続い

てた頃は、毎日辛いばかりで泣いてたのを思い出します。

「辛い時にはご主人に手伝ってもらってくださいね」

・・・と、以前、通院していた病院で言われたセリフにも心が痛みました・・

医療側にしたら、少しでも楽に過ごす為に・・との思いからのセリフだとわかってても

私は、夫や息子に、毎日笑顔でご飯を作ってあげたいのが唯一希望なのに

それを諦めなさい・・と言われてるようで・・泣きましたね・・

このまま痛みが死ぬまで続くなら、いっそ・・と危ないことまで考えました。(笑）

今では笑いながら思い出せるようになりましたが、私のようなリュウマチ患者は多いは

ずだと思います。

薬が合えば楽に日々を過ごせる・・・という人がもっと増えますことを祈る日々です。

現在はこうやってしたかった家事がつつがなく出来ることを本当に喜ぶ日々です。