病名：全身性エリテマトーデス(SLE)と関節リウマチの重複症候群
治療薬：プレドニン 7.5 mg/日、リウマトレックス 8 mg/週

10年ぐらい前、会社の検診にひっかかり、

再検査の結果、SLEという膠原病と言われ、びっくりしました。

病名を聞いた事はあっても、まさか自分が…

その頃はまだ朝の手のこわばりと指先が白くなるぐらいの症状でした。

何年かして、関節が痛くなり、ステロイドを飲み始めました。

今は、週1回のリウマチの薬も飲みながら、仕事も頑張っています。

痛みのため、つらい日もあり、先生にはわがままばかり言っています…

こんな私ですが、これからもよろしくお願いします。

病名：関節リウマチ
治療薬： リウマトレックス、ヒュミラ (自己注射))

4〜5年前から、肩や膝、足の関節が痛いことがありました。

その頃は、日がたてばよくなるので、

整形外科に行っても少し腫れてるねと言われるだけでした。

今思えば、それがリウマチの始まりだったのかもしれません。

2人目の子供を妊娠してから、右手首だけが、急激に痛みが強くなり...

出産後少したつと、右手がパンパンになり、痛みもとてもひどくなりました。

夜中のオムツは、痛くて泣きながら替えていました。

それでも整形外科では、使いすぎで腱鞘炎でしょうと言われ、

リウマチの検査も陰性でした...

別の病院を受診したところ、リウマチかもしれないと、

リウマチ用の薬を処方されたけど、授乳が心配でした。

それで、また別の病院に行くと、プレドニン5mgが処方され、

それでも、全然変化がなく...それで、川崎医大を受診しました。

先生は、関節は破壊寸前なので

すぐにしっかりとした治療をした方がいいと言われました。

そのとき、3週間後に主人が単身赴任で

東北に行くことが決まっていました。

子供2人を私一人で育てていかないといけないという想いもありました。

そこで、授乳を諦め、すぐに薬を飲みはじめ、注射も開始しました。

治療に迷ってる場合ではありませんでした。

おかげで、関節の腫れはみるみる引いていき、

2ヶ月くらいで日常生活に支障がなくなりました。

あの時、授乳を止めず治療を始めなかったらと思うと、とても怖いです。

今では、赤ちゃんだった2人目も重たくなり、

抱っこできる幸せを感じています。

先生、看護婦さんには早めのバイオ製剤治療を勧めて頂き

親身に相談にのって頂いたこと、とても感謝しています。

病名：関節リウマチ
治療薬： オレンシア (4週に1回で点滴投与)
　　　　 リウマトレックス 12 mg/週

一昨年10月、手首の痛みから近医に掛かっていましたが、

4ヶ月近く経っても少しもよくならないので、

インターネットで調べてある病院の整形外科を受診。

そこで撮ったMRIの画像からリウマチと診断され、内科にまわされました。

リウマトレックスが処方され飲んでいましたが、

しばらくして「ムカムカする」と訴えたところ、

「元々たいしたことはないから、薬を飲むのを止めてもいいよ」と言われました。

私の場合、血液検査に異常がなく、

腫れもわずかだったので、そう判断されたのでしょうが、

痛みの範囲も強さも明らかに増しているのに...

納得できない言葉でした。

このままではあまりにも希望がない…

でも病院を変えるのは勇気が要る…

様々な思いがせめぎ合い混乱しましたが、

インターネットや人づてに色々調べていたところ、

「川崎医大に行ってみれば…、よく診てくださるよ」

と教えてくださる方があり、

今思えば、悲壮とも言える覚悟で、

それまでのすべてに背を向け川崎医大を受診しました。

この痛みを信じてもらえるのか…

不安な気持ちで入った診察室で、

先生は今までの経過を聞いてくださり、

「初期治療が大切だから、服薬も続けた上で

できればすぐバイオ製剤を使いましょう」と言われました。

やっと辿り着けたという思いがあふれ、

発症以来の疑念が一気に払拭されました。

まず使ったのはエンブレルでしたが、

私には効かなくて、オレンシアに変更となりました。

始めた当初は、痛みが去ってくれない日々が続きましたが、

先生の「最初の薬がダメでも、次が効くことがあるから」との言葉を信じて待ちました。

そして、オレンシアを始めて3ヶ月位経った頃から

「ひょっとしたら効いているのかも…」

と感じられる時間が増えはじめました。

８ヶ月経った今、痛みが完全に消えてしまった訳ではありませんが、

日常生活が少しずつ楽に送れるようになってきています。

リウマチは近年次々と新薬が開発され、福音がもたらされていますが、

それでも納得のいく医師や治療に巡り合うのは

簡単ではないと実感しています。

私の症状にもまだ波があり、不安は常に付きまとっていますが、

医師への信頼があるかないかで、

同じ痛みを我慢するにしても天と地ほどの差があるのです。

現在の主治医の先生に巡り合えた幸運を支えに、

できるだけ明るい気持ちで毎日を送りたいと思います。

病名：関節リウマチ
治療薬： エンブレル(自己注射)、リウマトレックス 6 mg/週

私のリウマチの主な症状は、両足の裏・右手首の激しい痛みです。

最初にかかった病院では、リウマトレックスのみを処方して頂いていましたが、

痛みが和らぐ程度に量を増やすと副作用で食事もとれないほど気持ち悪くなりました。

そこで量を減らすと、こんどは痛みが増してしまいました。

肉体的には、痛みに耐えるため横になることが多く、日常生活にも支障が出ていました。

精神的には、何も出来ない自分に心も晴れず、落ち込むことが多かったように思います。

一年前、すがる思いで川崎医大の先生の講演を聞きに行きました。

そこでの先生の自信に満ちたお話に心が動かされました。

エンブレルを始めて一ヶ月で痛みが取り除かれて、

長時間の外出もでき気分も良くなりました。

二ヶ月頃からは、日帰り旅行にも自信を持って出られるようになりました。

一年たった現在は、自分がリウマチであることが嘘のようです！

川崎医大のスタッフの皆さんには、感謝の気持ちで一杯です。

本当に有難うございます。

今後も宜しくお願い致します。

病名：関節リウマチ
治療薬： リウマトレックス、ヒュミラ (自己注射)

今、振り返ると、思い起こしたくないほどの痛みに苦しんでいました。

移動は松葉杖か車椅子でしたし、

着替えも入浴も女房にお願いしなければ何もできない状態でした。

飲食店を営んでいるのですが、厨房にもほとんど立てません。

店を切り盛りするのも女房に任せきりでした。

いつしか思い通りにならないイライラが不機嫌へとつながり、

ビールを飲んで痛みを紛らわすこともありました。

先生からはバイオ製剤治療をずっと以前から勧められていましたが、

費用の面でなかなか踏み切れませんでした。

でも、からだはお金には代えられない。

女房とも相談して、「とにかく試してみよう」と決心しました。

医療費については、高額療養費制度を利用することで、負担額は軽くなります。

「合わなければ、他の治療法を考えましょう」という先生の言葉が背中を押してくれました。

今では痛みもすっかりひいて、病院にも一人で通えるようになりました。

あの痛みがうそのようになくなりました。近頃は毎日、店で働くことができています。

人生が180度変わりました。

女房には長年苦労をかけてきましたが、

「長生きして、これまでの分も楽しまないとね」

と言ってくれています。

ずっと家にこもりがちな毎日だったので、

親戚を訪ねたり、近くの名所をまわったり・・・

これから二人で少しずつ叶えていきたいです.

病名：関節リウマチ
治療薬： リウマトレックス 10 mg/週、ヒュミラ (自己注射)

なんとなく階段が降りにくいと思っていたら、次第に手が腫れ、痛みまで出てきました。

ほとんど病気をしたことがなかったわたしですが、

これは病院に行かなくてはいけないと思いました。

すぐに関節リウマチと診断されました。

いろいろな動作に支障が出てきて、

パートタイムで働いていた定食屋を辞めざるをえませんでした。

飲み薬による治療だけでは症状が軽くならず、

先生から、ヒュミラというバイオ製剤治療を勧められました。

よくなればステロイド薬を減らせるし、

しかも自己注射できるようになれば時間にしばられずに治療できると思いました。

一方で「注射は怖いな」という気持ちもありました。

でも、病気が進行しないうちにはじめたほうがよいし、

今なら関節の変形も防げるかもしれない。

それに他の患者さんも挑戦しているのだから、わたしにだってやれるはず、と決心しました。

抵抗のあった注射ですが、やってみると意外とできるもの。

看護師さんが親切に教えてくれたおかげです。

2週間に1回、わたしは夜寝る前、お風呂上りに打っています。

今では注射への抵抗感はなくなり、自己注射も自信をもってできています。

ヒュミラは、わたしのからだに合っていたみたいです。

痛みも腫れもすっかりなくなりました。

愛犬の朝晩の散歩も以前のように楽しめます。

特に朝は辛かったですから・・・。

もともとからだを動かすのが好きなので、

少しずつ運動にもチャレンジしようかなと思っています。

病名：関節リウマチ
治療薬： プレドニン5 mg/日、リウマトレックス、ヒュミラ (自己注射)

わたしは、もともと、ほかの膠原病も患っていました。

それに加えて関節リウマチと診断されたときは本当にショックでした。

その頃は、表情もかなり暗かったと思います。

 

関節の痛みがひどく、この痛みがずっと続くのかと思うと、

看護師というハードな仕事を続ける自信がなくなり、

転職を考えるようになっていました。

 

転職について相談すると、先生から

「しんどい時に重大な決断をすると後悔するかもしれないよ。

新しい環境がストレスになることもあるからね。」

と言われ、その通りだなと思いました。

 

幸い今の職場の理解が得られ、

勤務シフトの変更や力仕事を代わってもらえるようになりました。

 

先生から、早めにバイオ製剤治療をはじめたほうがよいと勧められ、

ヒュミラでの治療をはじめることにしました。

 

今ベストを尽くして、将来の生活と、自分の関節を守りたいと思ったんです。

 

仕事をずっと続けていきたいと思っていたので、

先生と相談して自己注射で治療することにしました。

今では、関節の痛みがかなり和らぎました。

 

自己注射をはじめて、自由な時間が増えたことも嬉しいです。

 

わたしは職場にも家族にも、先生方にも恵まれているなと感じます。

本当にありがとうございます。

これからは精一杯前を向いて、明るく過ごしていきたいです。