病名：関節リウマチ
治療薬： リウマトレックス 12 mg/週、エンブレル (自己注射)

「痛い」と夜中に目が覚めたのは旅先のホテルのベッドでした。
右肩から右手首にかけて激痛が走り、何事が起きたのか理解できませんでした。
それ以後、月に一度くらい周期的に右手、左手と関節に痛みが起きるようになり、
一度起きると三日間ぐらい続くこともありました。

やがて、歯磨きや顔洗いがスムーズに出来なくなり、
朝食は箸が握れず、スプーンで食べることもありました。
以前に、人間ドッグで
「リウマチ反応が出ていますが何か変調はありませんか」
と言われておりましたので、それとなく予感はありました。

このままもっと悪くなったら大変なことになると思い、
一度診察を受けてみることにしました。
関節リウマチと診断を受けたのは、52歳の時です。
それから14年間
抗炎症薬、抗リウマチ薬、ステロイド薬などにより一進一退を繰り返し、
手足の関節の変形も始まるなど、
寛解にはほど遠い状態で過ごしておりました。

そして64歳の時、
バイオ製剤による治療を目的として、専門医への紹介を受け、
すぐに始めていただきました。

最初の1〜2か月はあまり変化はありませんでしたが、
3か月目には効果が出始め、痛みもほとんど消えていました。
その後は劇的に回復し、現在まで7年間治療を継続しています。
お陰様で田畑での農作業も楽にこなせるまでになっています。

病名：関節リウマチ
治療薬： アクテムラ (2008年10月に開始し、2年後の現在も4週に1回点滴治療中)

今思えば私にリウマチの症状らしきものが現れたのは、平成元年の冬だったと思います。

 

その時は右手中指が痛く曲げれない程度のもので、マッサ−ジをすれば痛みもなくなり、
大したことではないように思っていました。

 

それから5〜6年後に受けた人間ドックで初期のリウマチだと診断されました。

まだ薬を飲むほどのものでもなく、深く考えもしませんでした。

 

ところが、平成18年の秋ごろからでしたか、右膝に水がたまりだし、

痛くて歩くのも困難なほどになってきたのです。

いろんな病院へ行き、膝の水を抜き治療をするのですが、

またすぐ水がたまるといったことの繰り返しでした。

 

それと同時に右手親指の付根の痛みと変形...それもリウマチのせい（ショック）

夕方には、足はパンパンにむくみ、朝の倍もの太さになり、膝は痛くて曲げられない（涙）。

仕事を終えて帰宅すると悲しくもないのに涙がでて止まらない時もありました。

もうその時には、「私はこの先車椅子の生活になるのか」なんて本当に落ち込みました。

 

平成19年5月、少しでも楽になるならと、意を決して整形外科の先生に勧められるまま、

滑膜切除手術を受けたのです。

その手術を受けたことで、私は今の病院 (川崎医大)、先生、治療に巡り合うことができた

のでした（感謝感謝）

 

暗い話はこれくらいにして、私の住んでいる島の紹介を少しします。

7月から始まりました瀬戸内国際芸術祭で人気の瀬戸内海に浮かぶ島

『直島』に住んでいます。

芸術の島・ア−トの島で有名となりました。

のんびりとした島だったのですが、今は全国から観光客の人で賑やかな町になっています。

芸術に興味がおわりでしたら一度いらしてみてください。

（私には残念ながら芸術はわかりませんけど・・・独り言）

こんな島から私は毎月1回20分船に乗り、

その後50分ほどかけてやさしい主人の運転する車に乗って、

病院へ治療に通っています。

そのおかげもあって膝の調子も無理さえしなければ大丈夫になりました。

でもまだおしゃれなヒ−ルの靴は履けませんけどね（悲）

最近では、癒しのために小型犬を飼い始めたんです。

とてもかわいいので癒されています(^O^)

イライラしないことが体に一番の薬のような気がします（笑）

もちろんアクテムラというお薬が効いていることを

忘れてはいません。

今の治療を続けていけることを

幸せに感じています。

病名：関節リウマチ
治療薬：リウマトレックス 10 mg/週、プレドニゾロン 2 mg/日
レミケード (8週に1回点滴)

リウマチと診断されて、もうすぐ2年になります。

当時、近医より処方されたリウマトレックスもちゃんと飲んでいたのに、

こんなに体中が痛いのはどうして...？

と、毎日どんどん強くなる痛みと闘いながら、途方にくれていました。

そして、この痛みが永遠に続くのかも...と、

考えただけで不安でぞっとする日々でした。

自分を可哀相に思うのはみじめなので、あまり深く考えないように、

落ち込まないようにしていましたが、

あまりの痛さに心が折れそうになる時もありました。

 

早期確定・早期治療が重要と言われているリウマチを

血液検査でせっかく早期発見できたのに

このままずるずると時間が過ぎていくのはなんとも耐え難く、歯がゆくて

病院やリウマチ専門医を色々調べて、ようやく川大にたどり着きました。

 

もしかしたら私は寛解どころか治るのかもしれない !!

川大での初めての診察を終えた時点ですでに、

先生は私にそんな希望を抱かせてくれました。

 

リウマトレックスの増量、その後も診察を重ね相談しながら、

ついに、レミケード開始を決定。

 

私にとっては、レミケードの副作用よりも、痛みが消えるかもという期待の方が大きく、

不安はあまり感じませんでした。

 

そして待ち望んだレミケードの初点滴...

たった一回の点滴で、信じられないほど身体が楽になりました。

先生が言われていた通り、

劇的に効くっていうのはこういう事なんだ〜と実感！ 感動！

体に痛みがない生活がこんなに幸せな事だったなんて！！

痛みが全くゼロではないけれど、日常生活に支障はほぼなくなり、

身体的な苦痛がなくなるだけでなく、気持ちまで楽になりました。

幸い今のところ、副作用もなく、このままレミケードが効き続ける事を願うのみです。

この先どうなるのかまだ不安もあるけれど、

信頼できる先生や看護師さんに出会えて

「なんとかなるなるっ！」

と前向きに考えられるようになりました。

これも大きな進歩です。

リウマチの治療は、日々進歩し続けているそうです。

新薬が次々と開発され、新しい治療法として取り入

れられる事で、

私たち患者は、以前より格段によい治療が受けられ

るようになりました。

先生方が、リウマチに対して真剣で、研究熱心で、頭

が下がります。

 

尊敬、そして感謝です！

病名：関節リウマチ
治療薬：リウマトレックス 8 mg/週
　　　　エンブレル(2010年10月現在、10日に1回25mg自己注射中)

2009年2月に高所で枝切り作業をしたところ、

脚のふくらはぎが張った感じがして、

その後に、アキレス腱から膝に痛みがきました。

整形外科で膝の水を抜く治療をしましたが痛みは取れず、

肩・肘・手首まで痛くなり...

服の着替え、歩くこと、ドアの開閉、茶碗を持つのも辛くなり、

3月末にリュウマチと診断されました。

薬を飲みましたが痛みが取れず、内科にお世話になったところ、

川崎医大を紹介して頂きました。

その後の治療によって、驚くほど順調によくなりました。

川崎医大での4月の初診のとき、

「連休明けには楽になりますよ」

と心強い言葉をもらったこと...

休日に農業をしているのですが、

2人の友人から「田植えの準備はしてやる」

と声を掛けてもらったこと...

心身とも、どん底だった頃で、大変うれしくて...

病気に勝たねば！と思ったことを

今でも、昨日の事のように思い出し、

感謝しております。

病名：関節リウマチ
治療薬：リウマトレックス 8 mg/週、プレドニゾロン 2 mg/日
　　　　アクテムラ (4週に1回点滴)

2008年１月、突然、肩の痛みから始まった私のリウマチ。

次第に肘、首、手首、手足の指の腫れと痛み。

足の指の腫れは、最初はしもやけかと思っていました。

最悪なのが膝の痛みで、

友人との旅行後の歩き疲れの痛みかと思っていたら、

次第にロボットのような歩き方しかできなくなりました。

いったい私の身体の中で何が起こっているのか...

不安で一杯でした。

病院もいくつか受診しましたが、

「リウマチ」の診断を、認めたくありませんでした。

内服薬、皮下注射(ヒュミラ)の治療も受けましたが、

症状はだんだん悪くなる一方で、

CRP(炎症反応)の数値もひどいものでした。

2009年7月、アクテムラの点滴治療を始めました。

この痛みがなくなるのであれば、どんな治療でも受けたいという思いと、

もし効果がなかったら...、という不安の中でした。

2010年9月現在、アクテムラの点滴は15回目となりました。

あの時の痛みはうそのように和らぎ、

「貴方、いつも元気ね！」

と周りの人に言われています。

仕事も一時は辞めようかと考えていましたが、

先生方がホームページを開設され、

“決してひとりではありません”

の言葉にも励まされ...

今ではもう少し頑張れるかなと思っています。

大好きな手作り、もの作り、野山のトレッキングなどを再開しました。

今まで認めたくなかったリウマチとも、

「これも自分」と受け入れ、

無理せず楽しく過ごせたらよいかなと考えています。

先生、これからもよろしくお願いいたします。

病名：関節リウマチ、間質性肺炎
治療薬：リウマトレックス 8 mg/週、プレドニン 5 mg/日
　　　　　エンブレル(2009年12月に開始し、現在(2010年9月)は25mg週1回自己注射中)

「患者さんの声」うれしく拝読。私も頑張ります !

リウマチ治療を始めて約1年半になります。

その1年以上も前から、手足や肩などに痛みが出現。

整形外科や、リウマチに詳しい先生に診て頂いていましたが、

その頃はリウマチではないと言われていました。

2月の寒い朝、痛みと体が硬くなっていて、起き上がるのが大変になりました。

「 これは普通ではない ! 」

その時、リウマチと診断され、治療が始まりました。

ほんとに、ホッとしました。

その後、私の都合で、川崎医大に通院するようになり、

現在は、リウマトレックスとエンブレルで治療中です。

私にはエンブレルはとてもよく効きました。

オーバーかもしれないけれど注射をして頂いた次の日くらいから

朝の痛みがずいぶん楽になりました。

今一番悪いのは右手首。これは、今も進行中かも...。

どこかでストップしてよ !!

それにしても私はラッキーな患者。

いい治療法ができた時に、良い先生に巡りあい、

治療のできる環境にいられること、感謝 ! 感謝です。

これからも先生方やスタッフの皆様方のお世話になりながら、

出来るだけ普通に暮らしていきたいと思います。

今はまだ夏の続きのよう。秋さん早く来てよ !　

朝夕はすこし涼しいですかね。

皆様、お体をお大切になさって下さいませ。

病名：皮膚筋炎と関節リウマチの重複症候群
治療薬：リウマトレックス 8 mg/週
　　　　ヒュミラ(2010年6月に開始、3ヶ月後の現在は自己注射とし、2週に1回の間隔で継続中)

私のリウマチは、指の痛みで始まり、手首が痛くなり、顔を洗うにも洗えない状態。

夜、寝ていても痛みで目が覚めることが続き、病院を受診。

すぐにリウマチとわかり、薬を飲み始めましたが、指の関節は痛くなるばかりで、雑巾も
絞れない。

手で何かを掴むことも困難になり、指は腫れ、何をするにも痛く...。

仕事でパソコンを打つのにも、指に痛みがひびき、毎日が苦痛でした。

私は以前に「皮膚筋炎」で入院したこともあり、何年もかけて治療し、やっと落ち着いたと
言われ、4年前にステロイドを中止。

ところが、今回はリウマチと言われ、ショックで...。

皮膚筋炎とリウマチ...。

この2つの病気と戦う力は、私にはもう無いかもと思っていた頃、

新しく担当となった先生が、
「大丈夫！指は変形しないし、痛みも無くなって、私はリウマチ？と思える日が必ずくる
よ！」

と言って下さった...。

先生の力強い言葉に、私は勇気・元気が出て、

「負けないで、頑張ろう」

って思うようになりました。

本当に嬉しかったです...。

今は、少しずつ良くなってきていますが、
まだ指に痛みも腫れも残っており、不安になって落ち込みもします。

でも...、頑張ります !!

病名：関節リウマチ
治療薬：リウマトレックス 6 mg/週
　　　　レミケード (2010年4月に開始し、4ヵ月経過)

リウマチを発病して4年...。

職場の皆様や家族の助けがないと出来ない事が増え、

気持ちよく手伝ってくれようとする相手の気持ちとは裏腹に、

自分の気持ちはいつも苛立つ毎日でした。

しかし現在、レミケードを始めて4回目、調子がよすぎて、先日はリウマトレックスを飲み忘
れてしまいました。

趣味のお菓子作りをしました。いつ以来でしょう...。

嬉しい日常が戻った事に感謝です。　

病名：関節リウマチ
治療薬： アザルフィジン 1g/日

私は、県北の病院でナースとして働いています。

最近リウマチと診断されました。これまでにも地元の医師に診てもらったことはありました

が、確定診断が付かず月日が流れていきました。

一晩中、耐えがたい痛みの為、夫の肩を借り泣き明かしたり、当直勤務中に痛みに襲われ

師長にSOSを出した事もありましたが、翌日には何とか仕事が出来る程度に回復していたの

で、重症の神経痛くらいに考えていました。

30年以上も医療の現場にいながら何で？と思ってしまいますが、自分の健康には自信があ

ったしリウマチにかかっていると認めたくなかったのです。

現在は、抗リウマチ薬の内服治療で仕事も家事もこなしていますが、将来の自分がどうなっ

ていくのか不安になることもあります・・・が、しかし今の生活の質を落とさないためには、可能

な限り専門医の下で治療を続けていきたいと思います。

病名：関節リウマチ
治療薬： リウマトレックス 16 mg/週、エンブレル (自己注射)

一番最初に痛みを感じたのは、2012年の春先で、26才の時でした。

はじめはずっと足の裏が痛く、翌日には手首、またその翌日には膝と、

毎日毎日とにかくどこかが痛かったです。

病院にも二件ほど行きましたが、

筋肉の使い痛みでリウマチではないと言われました...

痛み止めを飲みながらなんとか毎日仕事に行っていましたが、

高いヒールの靴をはいての立ち仕事だったので、

休憩中にあまりの痛みに泣いていた覚えがあります...

もう自分の体を諦めていましたが、

三件目の川崎医大でリウマチだということが分かりました。

私のような年令でリウマチになるなんて全く知らなかったので、

本当にショックで不安でしたが、

「絶対大丈夫だから」という先生の言葉にすごく安心したし、

頑張ろうと思えました！

今現在はエンブレルを使用しています。

使い始めてすぐ、驚くほど痛みがすーっと消えました。

費用の面と、自分で注射を打つのが怖くてずっとためらっていましたが、

今はエンブレルを始めて良かったと思っています。

優しい看護師さんが丁寧に打ち方を教えてくださいましたし、

すぐに慣れました。

痛みのない生活は本当に幸せですし、毎日楽しく仕事もしています。

先生に心から感謝しています。