病名：関節リウマチ
治療薬： アクテムラ (点滴治療)

発症は、50歳くらいでした。

「足の裏が痛く、どうしてこんなところが痛いのだろうと」と

初めは、よく分かりませんでした。

それから、足首が痛かったり、両手首がよく腫れていて、

痛いいたいと思いながら、はり薬とサポーターで過ごしていました。

病院に行ったのは、57歳の時でした。

手に力が入らなくなり、物が持てなくなったためです。

レントゲン写真では左手首はすでに軟骨がない状態になっていました。

もっと真剣に、病気と向き合えばよかったと後悔しました。

それから薬と注射で治療をして頂きました。

強い薬を服用すると、気持ち悪くもどしそうになったり、

かゆみやのども腫れたようでものが飲み込みにくくなり...

いろいろためした結果、優しいやさしい薬になっていました。

病気を元から治療することはなく、時に痛みを抑える程度であったと思います。

それでも仕事に差支える程のことはなく、60歳定年まで働きました。

退職後は、気ままに自由でとても楽しい時間でした。

その間、肩が痛くなったり、膝に水がたまりぬいてもらったことはありましたが、

65歳位までは4週間に1回の受診で大丈夫でした。

でも薬はだんだん増えて行っていました。

66歳になってから、右肩がぱんぱんに腫れるようになり、

腕全体手の甲から指まで腫れて、右手が上げられない後ろに回せない状態になり、

注射を2週間ごとに打ってもらうようになっていました。

整形の先生は注射より薬を増やすようにおっしゃいましたが、

これ以上は飲みたくないと我が儘を言っておりました。

この頃から体が硬くてだるく、ちょっとしたことに疲れやすく、

横になって休むことが多くなっていました。

大学病院を紹介してもらったのは67歳でした。

バイオ製剤の副作用を心配していましたが、全く何もありませんでした。

アクテムラを2回受けてから体が軽くなってきたのがよくわかりました。

肩や手の腫れも少しずつ消えてゆきました。

お茶の稽古で着物を着るにも、おどろくほど速く楽に着られるようになりました。

「本当にどこも痛いところが無いので、うれしくてついつい使いすぎてしまい、

ちょっと使い過ぎたかな」と思っても、2、3日すると回復します。

これは病気がよくなっている証拠なんだと実感しています。

今は薬も飲まなくてよくなっています。

すばらしい治療を受けられ、この時代でよかったと感謝しています。

病名：関節リウマチ
治療薬： 2007.2〜2011.１ レミケード (点滴治療)
　　　　 2012.5〜現在 オレンシア(点滴治療)
　　　　 その他現在 リウマトレックス 12 mg/週、プレドニゾロン 1 mg/日

　「イターイッ。これは一体何？」

60歳で定年退職してからちょうど10年目。

毎年の木彫展にむけて、作品を制作中の発症であった。

手の甲が小餅をくっつけたように腫れあがり激痛に仰天した。

彫刻刀を連日握り、力を入れすぎたと軽く考え、整形外科へ。

その後1か月ほどで膝の関節も痛み始めた。

痛みどめの薬や電気治療、リハビリテーションなど複数の病院をわたり歩いた。

痛みは手の甲から手首へ、膝の痛みはますます増し、

2階の居間への階段の昇降も苦痛となった。

その頃、かかりつけの内科医から関節リウマチを告げられた。

それまで毎年2〜3回は行っていた海外旅行も、

趣味の木彫・切り絵・ちぎり絵・野菜づくりなどすべてを中止した。

外出も必要最小限にした。

　「いつまでたっても治らない。このままではいけない」とあせった。

「なんとか早く治りたい。そのためには専門医の治療を受けよう。

根本的に治さなければ」と。すでに発症から1年近く経過していた。

紹介された川崎医科大学の医師から、治療について丁寧な説明を受け、

内服薬から始めることになった。

薬の効果もあって次第に痛みは和らぎ、

ペンや包丁なども苦痛なく握れるようになりうれしかった。

趣味の野菜づくりも再開できた。

しかし、血液検査の結果はなかなかよくならず、

先生から「バイオ製剤治療」を勧められた。

ちょうどその頃、町の教育委員長を命じられており、

式典などで祝辞や記念品贈呈などの役目があった。

ステージへの昇降の際、歩き方が見苦しいのではと悩んでいた矢先のことで、

なんとかスムーズに歩いて責任を果たしたいと願っていたため、

思いきってこの治療にかけてみることにした。

その治療の甲斐あって、それ以降は劇的に痛みもとれ、

歩行も階段の昇降も普通にできるように回復した。

まさに私にとっては奇跡の治療であった。

関節リウマチを発症してから8年、今は痛みもなく、普通に日常生活が送れている。

まだまだリウマチ因子もCRPも不安定な状況で、

これからも「寛解」をめざして治療を続けなければならない。

今は、一人でも多くの人に伝えたい。

「関節リウマチと診断されたら、まっ先に専門医へ。

そして、ためらわずに症状に合った効果的な治療を始めてください」
と。

病名：関節リウマチ
治療薬： リウマトレックス 16 mg/週、エンブレル (自己注射)

一番最初に痛みを感じたのは、2012年の春先で、26才の時でした。

はじめはずっと足の裏が痛く、翌日には手首、またその翌日には膝と、

毎日毎日とにかくどこかが痛かったです。

病院にも二件ほど行きましたが、

筋肉の使い痛みでリウマチではないと言われました...

痛み止めを飲みながらなんとか毎日仕事に行っていましたが、

高いヒールの靴をはいての立ち仕事だったので、

休憩中にあまりの痛みに泣いていた覚えがあります...

もう自分の体を諦めていましたが、

三件目の川崎医大でリウマチだということが分かりました。

私のような年令でリウマチになるなんて全く知らなかったので、

本当にショックで不安でしたが、

「絶対大丈夫だから」という先生の言葉にすごく安心したし、

頑張ろうと思えました！

今現在はエンブレルを使用しています。

使い始めてすぐ、驚くほど痛みがすーっと消えました。

費用の面と、自分で注射を打つのが怖くてずっとためらっていましたが、

今はエンブレルを始めて良かったと思っています。

優しい看護師さんが丁寧に打ち方を教えてくださいましたし、

すぐに慣れました。

痛みのない生活は本当に幸せですし、毎日楽しく仕事もしています。

先生に心から感謝しています。

病名：関節リウマチ
治療薬：リウマトレックス8 mg/週

私は12年前にリウマチと診断され、リマチルを服用していました。

2年間ほど飲んで、ついにお薬を止めるにいたるほど、回復しました。

その当時はあまり知識もなく、「あ〜 やっと治ったんだ」くらいの安易な考えでした。

でも、この病気、そんなに簡単に完治する事ではなかったんですね…。

2年前から両手が痛くなり、川崎医大へ通院する事になりました。

ショックというより、またリマチルを飲めば治ると思い込んでいました。

でも、リウマトレックスについての説明と副作用を聞いて…。

正直怖かったんです！

その時にリマチルの事も説明していただき、やっと決心が着いたと思います。

とにかく免疫力が低下するという事はつねに頭の片隅にあります。

現在は薬のお陰で日常生活になんの支障もなく過ごせるので、

すごくありがたいですね！

そして何より心強いのは、ホームページが開設された事です。

本当に待ってましたっ！

家族以外に悩みを打ち明ける仲間がいてくれればといつも考えていました。

これからは「皆さんの声」を参考にさせて頂きながら、

リウマチと上手く付き合っていくつもりです。

病名：関節リウマチ
治療薬：リウマトレックス 6 mg/週
　　　　レミケード (2010年4月に開始し、4ヵ月経過)

リウマチを発病して4年...。

職場の皆様や家族の助けがないと出来ない事が増え、

気持ちよく手伝ってくれようとする相手の気持ちとは裏腹に、

自分の気持ちはいつも苛立つ毎日でした。

しかし現在、レミケードを始めて4回目、調子がよすぎて、先日はリウマトレックスを飲み忘れてしまいました。

趣味のお菓子作りをしました。いつ以来でしょう...。

嬉しい日常が戻った事に感謝です。　

病名：関節リウマチと強皮症の重複症候群
治療薬：リウマトレックス 4 mg/週
　　　　エンブレル(2007年5月に開始し、現在(2010年8月)は25mg週1回自己注射継続中)

膠原病と病名が付いて18年が過ぎます。

昔は不治の病と言われていたようですが、

医学の進歩にただ感謝です。

先日、地域の「七夕祭り俳句会」に参加しました。

守田先生がお参りされた神社の笹飾りのように、

商店街の笹飾りにも健康を願っての短冊がありました。

私も毎年病気平癒の短冊を書いています。

 

　　　　　その中に

　　　　長き願いの

　　　　　糸のあり

 

先生方に助けていただきながら
今年も爽やかな秋を待ちます。

病名：関節リウマチ、パーキンソニズム
治療薬：リウマトレックス 8mg/週
　　　　ヒュミラ(2008年12月に開始し、現在(2010年8月)は40mgを4-5週に1回皮下注射継続中)

私にとりましては、薬＝命 のようなものです。

最近は家族に調子が悪いと「薬飲んだ」と必ず言われます。

家族は薬を飲めば、体調がよくなると思っていますが、

天気・気持・睡眠・とか・・・そんなに簡単なことではないんですよね。

私は、パーキンソンもありますし、これの方が厄介です。

長い付き合いですが・・・私の一部です。

最近は、全く知らない方が親切にして下さるので助かります。

ありがたく受け入れています。

この間も病院で空いているところに座ろうと思って移動していたら、大勢おられたので不安に

なり足が出にくくなり、転げそうなところを助けていただきました。

感謝でした。

病名：関節リウマチ
治療薬： アザルフィジン 1g/日

私は、県北の病院でナースとして働いています。

最近リウマチと診断されました。これまでにも地元の医師に診てもらったことはありました

が、確定診断が付かず月日が流れていきました。

一晩中、耐えがたい痛みの為、夫の肩を借り泣き明かしたり、当直勤務中に痛みに襲われ

師長にSOSを出した事もありましたが、翌日には何とか仕事が出来る程度に回復していたの

で、重症の神経痛くらいに考えていました。

30年以上も医療の現場にいながら何で？と思ってしまいますが、自分の健康には自信があ

ったしリウマチにかかっていると認めたくなかったのです。

現在は、抗リウマチ薬の内服治療で仕事も家事もこなしていますが、将来の自分がどうなっ

ていくのか不安になることもあります・・・が、しかし今の生活の質を落とさないためには、可能

な限り専門医の下で治療を続けていきたいと思います。

病名：関節リウマチ
治療薬：エンブレル(2009年8月に開始し、2010年8月現在も25mg週1回自己注射継続中)

2010年4月記載

体調が良いので、充実した毎日を送ることが出来、大変嬉しいです（*^_^*）

時には、私リュウマチだったの？と思うことがありますが、まだまだ気をつけ
たいと思います。

あいにくの空模様でしたが、岡山いこいの村と、餘慶寺の桜見物に行きました。

少し散っていましたが、まだまだ綺麗でした。
いこいの村の桜です。

病名：関節リウマチ　
治療薬：リウマトレックス 8 mg/週　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 エンブレル(2008年10月に開始し、現在(2010年8月)は25mg週2回自己注射継続中)

発病初期に、なかなか痛みが治まらず、夜中に何度も目が覚めてしまう状態が続い

てた頃は、毎日辛いばかりで泣いてたのを思い出します。

「辛い時にはご主人に手伝ってもらってくださいね」

・・・と、以前、通院していた病院で言われたセリフにも心が痛みました・・

医療側にしたら、少しでも楽に過ごす為に・・との思いからのセリフだとわかってても

私は、夫や息子に、毎日笑顔でご飯を作ってあげたいのが唯一希望なのに

それを諦めなさい・・と言われてるようで・・泣きましたね・・

このまま痛みが死ぬまで続くなら、いっそ・・と危ないことまで考えました。(笑）

今では笑いながら思い出せるようになりましたが、私のようなリュウマチ患者は多いは

ずだと思います。

薬が合えば楽に日々を過ごせる・・・という人がもっと増えますことを祈る日々です。

現在はこうやってしたかった家事がつつがなく出来ることを本当に喜ぶ日々です。

病名：関節リウマチ
治療薬：リウマトレックス 10 mg/週、プレドニゾロン 2 mg/日
　　　　ヒュミラ (2009年3月に開始、現在も2週に1回の間隔で自己注射継続中)

リウマチの治療を初めてもうすぐ２年になります。

首の痛みが、その始まりでした。

 

整形外科に行って、電気をあてたり、首をつってもらったりしても治らず、

そのうち痛みが背中にもでてきて、

朝ベットから起き上がることすらできないくらいの激しい痛みでした。

 

内科に行って診てもらったりしても原因がわからないまま微熱が続くようになり、

もしかして更年期かも…とも思い産婦人科にも行き半年くらい病院を転々としていました。

 

そしてたどり着いたのが、川崎医大でした。

 

その時は、もはや歩くことも困難なぐらい膝が痛くて、右手の指も曲がりかけていました。

 

先生に「リウマチです」と診断され治療が始まりましたが、

１週間もしないうちに全身の痛みが嘘のようになくなり、

久しぶりに爽やかな気持ちで朝を迎えることができたことが昨日のように思い出されます。

 

私の場合は、特に炎症値が高かったため、すぐにヒュミラの注射を開始しました。

 

お陰さまで今は指の曲りも治り、

自分がリウマチであることを忘れるぐらい元気になりました。

が、やはり天候が悪かったり動きすぎたりすると

足が痛くなることがあるので、

毎日気をつけながら常に明るくストレスをためないように

前向きに頑張っていこうと思います。