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胸腔鏡下・腹腔鏡下、機能温存手術

投与量を減量した低用量化学療法による外来科学療法

緩和医療における抗癌剤療法

西洋医学と東洋医学の統合

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患者さんへのメッセージ

癌治療における近年の進歩はめざましく、内視鏡的治療、胸・腹腔鏡下手術、 機能温存手術など、患者さんのQOL(Quality of Life:生活の質)の向上を めざした療法が幅広く行われるようになってきました。一方、種々の新規抗 癌剤の開発により、治療効果が格段に改善されるとともに、薬剤の選択の幅 も大きく広がりました。投与法の工夫により外来療法が行われることも多く なり、患者さんのQOLも高まりました。

当院では、早期肺癌、早期消化器癌に対しては、胸鏡下・腹腔鏡下切除術、 内視鏡下粘膜切除術、幽門輪温存、パウチ形成などの機能温存術など、患者 さんのQOLの向上を図り、低侵襲手術を行うよう努めています。
癌をすべてとり切れなかったり、再発した癌にたいしては、副作用の少ない 方法で高い効果が得られるよう投与法に工夫をしています。抗癌剤投与も、 なるべく通院で行えるようにゆったりとしたスペースや、リクライニングシー トを準備した外来化学療法室を利用しています。