胸腔鏡下・腹腔鏡下手術とは、胸やおなかのなかに、0.5〜1cm径のビデオカメラを挿入し、TV画面を見ながら細長い手術器具を挿入して行なう手術のことをいいます。ビデオカメラ、手術器具は、体表に開けた小さな切開孔より挿入されます。傷が小さいため、美容的に優れ、痛みが少なく、体への負担も軽減されるため、早期の食事開始、退院が期待できます。
胸腔鏡下手術(VATS:Video Assisted Thoracoscopic Surgery)は、自然気胸などの良性疾患手術に加えて、悪性腫瘍に対する手術にも適用しています。
腹腔鏡下切除術は、胆道系に加え、早期の大腸がん、胃がんに対してもおこなっています。さらには切除後の再建にパウチ形成をおこない食事の貯留能を高めたり、幽門輪温存胃切除術などの機能温存手術も導入し、手術後の患者さんのQOLを改善するよう努めています。