
2010年4月にリウマチ・膠原病科が新規開設してから,6年が経過しました。私は外来の看護管理者として,いつもチーム医療を意識するようにしています。
私たち外来看護師は,これまでバイオ製剤治療をおこなっている患者さんとその家族を中心に,看護を展開してきました。勉強と部活に勤しむ女子高生,子育て中のお母さん,会社で重要な役割を担っているお父さん,これから大好きな旅行にたくさん行こうとしていた退職間近のサラリーマン。いろいろな背景をもつ患者さんの人生に関わる大事な役割が,私たち外来看護師にあると実感しています。
今後は,バイオ製剤を使用中の患者さんだけでなく,関節リウマチに罹ってから長い経過をたどっている患者さんや,周囲に相談できる人がいない一人暮らしの方などの,ケアも心がけていきたいと考えています。