審美歯科治療とは、口元の美しさに焦点をあて総合的に治療を行うことです。近年、審美歯科に対する関心は高くなっています。治療としては大きく分けて次の種類があります。
■歯列矯正
歯を動かすことにより、歯並びや噛み合わせを整えます。
■ホワイトニング
黄ばみ、汚れで変色してしまった歯を漂白することで白く見せます。
■ラミネートベニア
歯の表面を薄く削り、セラミックを貼付けます。歯を白く見せたり、形を調整することができます。
■クラウン・ブリッジ
歯を失ったり神経を取ってしまった場所に、金属やレジンなどで出来た人工歯を被せます。
治療は、成長期が終わる18歳〜20歳以上が適しているといえます。審美歯科治療は専門的に見て歯の大きさや色、噛み合わせなど、左右対称で考えるべきです。「この歯」と「この歯」だけをきれいにしたいというのは、審美歯科治療から見るとあまり意味のあることではありません。また、患者さんの歯の状態からどの治療が適しているのかを見極める必要があります。
現在、前歯と後歯2本に対しては保険診療範囲内で白い被せものを使用することができます。しかし、これらは樹脂でできているため、使用しているうちに艶がなくなり変色が起きたりします。
メリットとしては、見た目がよくなることです。今まで口元に自信がないため、隠したり歯を出せないと思っていた人にとっては、コンプレックスから開放され、気持ちも前向きになれると思います。
デメリットとしては、費用がかかるということです。また歯列矯正の場合は、最低でも2年というように時間もかかります。
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