糖尿病とは

糖尿病の1型2型について

糖尿病とは慢性の高血糖が続いて様々な合併症が起きる病気です。

1型糖尿病

基本的には生活習慣は直接関係ありません。 すい臓のβ細胞というインスリンを出す細胞が何らかの原因で壊れるとβ細胞がなくなります。このことが原因で、インスリンが作用しなくなります。

1型糖尿病の方は主に自己免疫といわれる、自己の細胞が自身を攻撃するために発症するタイプが多く、これを1a型と呼んでいます。これ以外には自己免疫が関係しないタイプもあります。いずれにしてもβ細胞がなくなるという病態が原因で高血糖になるのが1型です。

2型糖尿病 生活習慣が大きく関係します。相対的なインスリンの作用不足が原因と言われていますが、インスリンが十分に出ない、インスリンの効きが十分ではない状況により発症します。 特に食事や生活習慣の悪化が関係します。

カロリーの摂り過ぎや運動不足が原因で肥満になることが、2型糖尿病の発症に大きく関係しています。

糖尿病になりやすいタイプというのは


大きな素因は体質です。ただし、体質だけで起こるわけではありません。環境因子も大きく関係します。したがって、体質に加えて肥満になる環境因子が糖尿病を発症させる原因です。特にこれは1型糖尿病に言えることです。