糖尿病とは

ヘモグロビンA1cについて

ヘモグロビンA1cとは実際に臨床でよく使う指標です。過去1〜2ヶ月の血糖値の平均値を表すものとして使っています。

合併症を防ぐ治療ができる


血管内でブドウ糖がヘモグロビンに結合してグリコヘモグロビン(HbA1c)を形成します。
これは透過という反応です。グリケーションと呼んでいますが、結合しているブドウ糖の割合をみることによって、過去1〜2ヶ月の血糖の平均値を類推することができるという指標です。

空腹時血糖および75g OGTTによる判定区分 注1)

空腹時血糖および75g OGTTによる判定区分

注1)HbA1c 値、空腹時血糖値、食後2時間血糖値の間には個人差があること、日内変動が複雑なことなどから、定常的な相関性は望めない。

注2)HbA1cの国際標準化に伴い、従来のJDS値に0.4%を加えた国際標準値を併記している。

注3)血糖の頂値は一般に、食事開始後120分以内にある。