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人工血管で詰まっている部位を迂回させて血流を足に流す治療法です。この治療は50年以上の歴史があり、確立した治療法になります。 足のバイパス術においては比較的皮膚の近くに血管があることから、侵襲はそれほど高くはありませんしバイパス術が原因による死亡や長期入院ということはありません。


人工血管


■対象となる患者さん


第三段階、第四段階※に進行している重症虚血肢の患者さんが対象となります。
閉塞性動脈硬化症とはページをご参照ください。



■治療の方法


人工血管や自身の静脈を使って閉塞や狭窄のある部位を橋渡しして、血液が漏れることなくきれいに流れるようにする手術です。

■治療のリスク、デメリット


切る必要がある治療ですので、足がむくんだり再度血管が詰まったりすることがあります。