切らずに治す治療法です。
心臓の血管でも使われているバルーンカテーテル、ステントを使って切らずに内側から血管を拡げて血流をつくる治療です。
この治療法は局所麻酔で行いますのでバイパス術と比べるとやや低侵襲です。
ステント
第三段階、第四段階※に進行している重症虚血肢の患者さんが対象です。
※閉塞性動脈硬化症とはページをご参照ください。
足の付け根からバルーンカテーテルで血管の内側を通って詰まっている部分を拡げます。そこにステントを留置して血管を拡げたまま固定して血の流れをスムーズにする治療です。
網の間から細胞が入り込み、再狭窄を起こして治療をしたところが再度詰まってしまうことがあります。
また歩行の都度血管が曲がるため、金属疲労を起こして破断することもあります。
これらによる再発のリスクは、1年に約30〜40%の患者様にあります。
再狭窄を防ぐ試みとして、薬剤コーティングのステントが開発されています。
こちらは、2012年春には保険適用になる見込みです。
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