簡単にいいますと心臓は全身に血液を送り、全身に送られた血液をくみ上げてまた戻すという循環をしており、ポンプやエンジンの役目を体の中で果たしています。
当然人間は身体に血液の循環がないと、内臓や細胞が生きませんので非常に重要な臓器といえます。
ポンプといっても一つの空間でできているのではなくて、4つの部屋があり、右と左という分け方と、上と下という分け方があります。
上は「心房」と言われるところ、下が「心室」と言われるところになりますので、右側が右心房右心室、左側が左心房左心室になります。 |
※クリックで拡大します。 |
狭心症の原因
高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、運動不足、肥満等生活習慣病の異常を中心として起きるアテローム性動脈硬化症によって、血管の中にコレステロールがたまって血管の中に十分な栄養が流れなくなります。このため、心臓の筋肉に沢山の栄養が行き渡らなくなり、 心臓の筋肉が酸素不足になって、狭心症を引き起こすことになります。