清水 渉
WATARU SHIMIZU
Dr. Wataru Shimizu’s Web Site 循環器内科 大学院教授 日本医科大学附属病院

やりがい・ポリシー

循環器内科医をめざした経緯

大学を卒業後、研修で内科を全部回るうちにやはり循環器のダイナミックなところに魅力を感じて循環器に進みました。 様々な疾患がある中で不整脈を選んだのは、研修医時代の恩師である国立循環器病研究センターの不整脈の大家である大江 透先生の影響です。その中でもレジデントの1年目に先天性QT延長症候群の同い年の患者さんを担当したことが遺伝性不整脈に興味を持ったきっかけです。不整脈と遺伝子の因果関係が判明したのはそれから10年後のことです。1995年、先天性QT延長症候群の原因遺伝子が初めて報告され、そこから先天性QT延長症候群やブルガダ症候群などの遺伝子診断研究がどんどん発展していきました。

患者さんに接するときに気にかけていること

不整脈の症状は、動悸がしたり急に脈が速くなったり、あるいは突然意識を失ったりと、患者さんご自身で何が起こっているのかよくわからず、不安をもっていらっしゃる方も多いと思います。このため特に気をつけているのは、 患者さんのお話をよく聞くことです。しっかり症状を聞いて、どういう時に不整脈の発作が起きるのか、何が誘因なのか、また例えば動悸といってもどういうタイプなのか、トントントンなのか、トーントーントーンなのか、乱れているのかという事を口で言っていただいて患者さんの不安を少しでも軽くしてあげられるよう努めています。

不整脈治療を続ける原動力・やりがい

不整脈の治療は、患者さんの症状をよく聞いて、これに心電図検査や24時間ホルター心電図検査などを組み合わせれば、ある程度臨床診断をつけることができます。不整脈の治療法としては、薬物治療のほかに、カテーテルアブレーションや致死的不整脈であれば植込み型除細動器(ICD)などの治療法が確立されているので、患者さんに接するところから最後の治療までが完結することができます。患者さんが元気で帰られる時には嬉しいものですし、やりがいを感じることができます。

座右の銘

「準備」と「努力」です。準備しても成功するとは限らないですけど準備しない人は成功しないと思うので、この2つの言葉が好きです。