鈴木秀治先生の ウェブサイト

虚血性心疾患

虚血性心疾患の治療

抗血小板薬について

ステントを冠動脈の中に入れた直後は血管の内側から見ると金属が剥きだしで付いていることになります。ステントは体にとっては異物ですので、そのままにしておくと金属に血液の塊が着いて、血管そのものを塞いでしまうことがあります。これをステント血栓症といいます。

このステント血栓症を防ぐために薬を飲んでいただきますが、私の患者様には入れた直後に原則として抗血小板薬を2剤、通常はバイアスピリンとプラビックスというのを飲んでいただいています。患者様によって、少なくとも2ヶ月、長い人であれば一年以上は2剤飲んでいただいて、その後に1剤を特に理由がない限りはずっと飲んでいただくようにしています。

抗血小板薬の副作用

抗血小板薬の副作用としては、一般的な薬の副作用と同じように例えば飲んだら体が痒くなったとか、あるいは肝臓の数字が悪くなったとかそういったものが一つあります。
もう一つは、主作用でもありますが、血液が固まりにくくなることから出血しやすくなります。実際に2種類の薬を飲んでいたら、ぶつけた覚えもないのに鼻血が出た等が起きることがあります。