1)胃の機能と構造
胃の主な役割は食物を一時的にたくわえ、少量ずつ十二指腸に送ることです。この際、胃液は強い酸により消化を助け、また殺菌作用を有します。栄養の消化吸収は主に十二指腸以下の小腸の役割で、胃は造血に関係する鉄やビタミン B12の吸収を補助します。
3) 進行程度(進行度 IA期−IV期)
がんの深さ、リンパ節転移、他の臓器の転移により進行度が決定されます。手術所見でもある程度の判断はできますが、最終的には原発巣と周囲のリンパ節を顕微鏡でくわしく調べて後日最終的に決定されます。この進行度が治る確率とその後の経過観察や補助療法の目安になります。
胃がん進行度分類(胃癌取り扱い規約)