近年医学はめざましい進歩を続け、私の専門分野の消化器外科も腹腔鏡手術という新しい手技が行われるようになりました。日本では1990年から内視鏡外科手術が始まり、2006年にはプロ野球福岡ソフトバンクホークスの王貞治元監督が胃癌のため腹腔鏡手術を受けました。
今まで20年間で全国80万人以上がこの腹腔鏡手術を受けています。20年の間、腹腔鏡手術は特別な手術ではなく一般的な手術になっている分野も少なくありません。
腹腔鏡手術は傷が小さく傷の痛みが少なくてすみますので入院期間も開腹手術比べて短くてすみ、肺炎、腸閉塞、創感染など術後合併症が少なくなりQOL向上に貢献しているという報告もあります。手術をする際は、お腹の中をハイビジョンで映し出し拡大視し、精度の高い手術を行えます。
当院の年間腹腔鏡下胃癌手術は2010年で90例と九州で有数の症例数となっています。
当院で行っている手術の一部を当ウェブサイトにて御紹介させて頂きますので、皆様の御参考になれば幸いです。