リウマチコール

 当院では患者さんに電話番号を渡して24時間いつでも私の携帯電話にかけることができるのが「リウマチコール」です。私一人だと電話に出られない可能性もあるため10回コールしたら婦長に転送されるようになっており、いつでも電話で患者さんの問い合わせに応えられる体制をとっています。生物学的製剤治療をされている方には看護師へのリウマチコールがありますので、私に問い合わせるのは少し気が引けるような疑問、相談の場合は看護師に連絡することもできます。

 また、電話番号を教えるときに患者さんと必ず2つの約束をしています。
1つは「こんなこと聞いていいのかな」と迷ったら電話をすること。
もう1つは繋がるまで電話を切らないこと。私が出られない場合は婦長に繋がりますし、婦長も出られなければ留守番電話につながります。リウマチコール用の携帯電話も常に持ち歩くようにしているので留守番電話や着信履歴に気がついた時点ですぐに折り返すことができます。 患者さんが「こんなこと」と思っていることが案外重要なことである場合も多いため、電話をかけやすい状態を作り、患者さんの疑問を解消するとともに小さな変化を見逃さないようにしています。