患者さんと向き合って

患者さんのためにできること

リウマチ学を志して35年、非常に多くのリウマチ患者さんを診てきました。一番長く診療している患者さんは今年で35年目になります。この患者さんは35年の間に13回ほど手術を受けていて、足の人工関節を始め、肘の人工関節など全部に入っています。しかし全く動けないというわけではなく、自分の足でクリニックに通っていらっしゃいます。もちろん生物学的製剤やメソトレキサートも使います。他にも20年以上診療している患者さんが約400名、10年以上診ている患者さんが約800名いますので、リウマチ患者さんとの付き合いは非常に長いものになります。長い間診療を続けてきたことは私の一つの自負です。長い間私を信頼して診療を続けてきた患者さんのために今後も最新のリウマチの知識を日々注入してできる限り患者さんに還元をすること、また、「リウマチだったらこのクリニックに行けば最新の事がわかる」というようになることが目標です。