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虚血性心疾患

虚血性心疾患の検査

虚血性心疾患の治療

冠動脈CT検査は、心臓の断層像を撮影する検査です。息を止めて、腕から 造影剤を注射することにより、心臓の冠動脈を立体的に映し出すことができます。

●健常な方の冠動脈CT画像

左側に止めて右側に動いている画像になります。冠動脈が太いということは血液の通り道が広いという意味になります。
上記画像に示すように、右の冠動脈は1本のまま下まで降りています。左冠動脈は出てすぐに前と後ろの2本に分かれるため冠動脈は合計3本ということになります。
この画像では狭いところは全くありませんので、この方は健常であるといえます。

●胸痛があり狭心症が疑われる方のCT画像

高血圧、糖尿病、コレステロールが高い、喫煙の習慣がある患者様のCTです。約半年前から地下鉄の階段を駆け上がったり、重いものを持ったりした時に胸が締め付けられるような感じが起きたということで、狭心症の疑いがあって来院されました。 上の矢印のところで詰まっているように見えます。そこから血管が見えなくており、その先に他の血管から回り道した血液が入ってくることによって、下の矢印のところから血管が見えてきています。つまり、その途中が詰まっているか、ほぼ詰まっているということになります。 正常の方のCTと比較すると、本来は通っているはずの血管が、詰まっているかそれに近い状態というように考えらます。