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虚血性心疾患

虚血性心疾患の検査

虚血性心疾患の治療

動脈硬化性疾患が治るということは残念ながらありません。治るというのは、おそらく風邪が治ったというイメージでとらえられることが多いと思いますが、動脈硬化性疾患は一度かかってしまうと一生の管理が必要になります。なぜかというと、動脈硬化というのは基本的には年齢とともに起こるもので、一度起きたものが将来的に良くなっていくということはほとんどありません。 従って一度起きてしまったら、生涯に渡って動脈硬化性疾患を抑え込むような努力・管理が必要になります。

狭心症の場合、薬物治療にはいわゆる血液をサラサラにするお薬、代表が抗血小板剤と呼ばれるものがまず必要になってきます。それから発作が起きている方の場合にはそれを起きにくくする硝酸薬が必要になります。具体的には、血管が狭くてもそこの緊張を緩めることによって少しでも血液の流れを良くしてあげる作用の薬剤です。テレビなどで「ニトロ」と言っている薬剤がこれにあたります。また、心臓がバクバク動くのを抑える、β遮断薬も主として使われ 心筋梗塞の場合には、これにACE阻害薬が加わります。