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虚血性心疾患

虚血性心疾患の検査

虚血性心疾患の治療

バイパス手術

バイパス手術とは、狭くなったり閉塞している冠動脈の先に別の血管をつなげ、血液がそのつないだ血管(バイパス)をとおり、これによって血流の少ない部位により多くの血液を流す手術のことをいいます。
この手術では、心筋の血流不足(酸素不足)による狭心症が改善され、また狭い部分が閉塞しても心筋梗塞になりません。
このバイパス手術が始められた頃は、足にある静脈を持ってきて大動脈から冠動脈にバイパスを作るということがされていました。しかし、5年、10年と経過すると半分くらいしか通っていないことがわかってきたため、最近では内胸動脈と呼ばれる血管を使って手術をすることが主流で、最も信頼されています。内胸動脈とは、胸板の内側を上から下に向かって走っている動脈です。

バイパス手術は再狭窄を起こさない最も確実な方法といえますが、身体の負担が大きいうえに、入院やリハビリ期間が長くなるというデメリットがあります。