渡辺 大介
DAISUKE WATANABE
Dr. Daisuke Watanabe’s Web Site 脳血管内治療センター長 / 医長 イムス東京葛飾総合病院

やりがい・ポリシー

血管内治療医をめざした経緯

総合内科専門医として研鑽を続けるうちに脳に興味を持ちました。私自身が3年目の時にtPA治療という脳梗塞の薬物療法が認可されました。それまで脳梗塞は発症してしまったら対処方法がほとんどなかったのですが、tPA治療の認可により患者さんを救える可能性が広がり強い興味を持ちました。当時、脳血管内治療も既にありましたが、今日のようなデバイスの進歩はなく、成績は外科治療に比べ劣っていました。
その頃は予防医療が重要と考えており、脳梗塞の中でも重篤になりやすい心原性脳塞栓症を予防する方法について研究していました。その結果、脳卒中専門医を取得する事ができました。次の段階として、より広く脳血管疾患に携わるため、当時デバイスの進歩が著しくなり始めた脳血管内治療の分野の勉強を始めました。
平成28年、現在、内科医で脳血管内治療指導医の資格を所持している医師は全国で5名。総合内科専門医と脳血管内治療指導医の資格を所持しているのは今のところ私一人です。

患者さんに接するときに気にかけていること

信頼関係を構築する事です。人と人とのつながりのある仕事なので、お互いに信頼をもって一緒に治療を組み立てて戦っていける関係を築くことを心がけています。
患者さんとは趣味や仕事のことなど人となりを知る事ができる話をする事が多いと思います。

脳血管内治療を続ける原動力・やりがい

私が脳血管内治療を続ける原動力となっているのは、デバイスの進歩に依るところが大きいと思います。デバイスの進歩により、これまでは治療できなかったような患者さんも治療できるようになってきています。日々、進歩することで昨日まで不可能だったことが可能になるという現実があります。この進歩の速さは脳血管内治療の大きな魅力のひとつです。そこが興味深く「その進歩したデバイスを熟知し使いこなすために、日々修行していかなければならない」と脳血管内治療を続ける原動力になっています。