食道がんに対する胸腔鏡下および腹腔鏡下胃切除術の実際

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▼胸腔下食道切除術の実際

 

←胸腔鏡下および腹腔鏡下食道切除術(新法)

←従来の開胸開腹食道切除術

 
胸腔下食道切除術の実際

胸腔下食道切除術の実際




気胸(CO2ガスを胸腔内に送気すること)を導入することで肺が萎み、従来法よりもさらに良い視野が得られるようになりました。




▼食道がんに対する気胸併用胸腔鏡下食道切除術の実際

1.気胸により肺が萎むと食道が見えます。

2.気管と食道の間を剥がします。

3.右反回神経周囲のリンパ節郭清を
    行っています。

4.左反回神経周囲のリンパ節郭清を
    行っています。

5.横隔膜上のリンパ節郭清を行っています。

6.食道と大動脈の間のリンパ節郭清を
    行っています。

7.リンパ節郭清終了後(上縦隔)。

8.リンパ節郭清終了後(下縦隔)。



▼胃管作成の実際

腹腔鏡操作後の小開腹創より胃を体外に引き出し、自動縫合器で細長い胃管を作成します。
これを頸部まで持ち上げて頸部食道と吻合します。



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