横井 良明先生の ウェブサイト

血管の病気

血管の病気の治療・検査

 


●末梢動脈疾患(PAD:Peripheral Arterial Disease)とは

下肢の動脈が狭くなり、血流が停滞する疾患です。
跛行症状としては一定の距離を歩いたら足が痛くなり、しばらく休むとまた歩けるようになる間歇性跛行があります。
特徴的な症状としては一定の距離を歩いた際にお尻、太腿、ふくらはぎなどの血管の狭窄部位の筋肉が痛くなってくる場合があります。 つまり筋肉は特に運動時に多くの血流を必要としますから、歩くことにより筋肉への栄養が足りなくなって痛みが起こり歩けなくなるという事が起こります。


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●ABI(Ankle Brachial Index)ー下肢動脈狭窄・閉塞 評価指標

  • - 手足4カ所の血圧を計る
  • - 通常は足の血圧は手の血圧の1.2倍
  • - 上肢の血圧が100であれば下肢の血圧は120
  •  (ABIという指標は1.2が正常値)

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